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松尾大社 まつのおたいしゃ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

松尾大社
まつのおたいしゃ

京都市西京区嵐山宮町に鎮座する元官幣大社。祭神はオオヤマクイノカミ,ナカツシマヒメノミコト。もと松尾山に祀ってあったものを,太宝1 (701) 年に秦氏により現在地に社殿が造られたと伝える。

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デジタル大辞泉の解説

まつのお‐たいしゃ〔まつのを‐〕【松尾大社】

京都市西京区にある神社。旧官幣大社。祭神は大山咋神(くいのかみ)・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)。大宝元年(701)秦都理(はたのとり)の創建といわれ、平安京守護の神社。酒造の神として信仰される。

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百科事典マイペディアの解説

松尾大社【まつのおたいしゃ】

京都市西京区嵐山宮町に鎮座。旧官幣大社。大山咋(おおやまくい)命・中津島(なかつしま)姫命をまつる。702年秦氏により社殿が造られたと伝える。賀茂社とならんであがめられ,延喜式内の名神大社
→関連項目池田荘雀部荘東郷荘西京[区]

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デジタル大辞泉プラスの解説

松尾(まつのお)大社

京都府京都市西京区にある神社。創祀は不明。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)、中津島姫命(なかつしまひめのみこと)。本殿は国の重要文化財に指定。

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世界大百科事典 第2版の解説

まつのおたいしゃ【松尾大社】

京都市西京区に鎮座。旧官幣大社。祭神は大山咋(おおやまくい)神と市杵島姫(いちきしまひめ)命。大山咋神は近江の比叡山と山城松尾山に鎮座しいずれも鳴鏑(なりかぶら)の神といわれ,山城では上古,松尾分土山大杉谷にまつられていた。市杵島姫命は宗像(むなかた)の神で701年(大宝1)秦忌寸都理(はたのいみきとり)が勧請し,以後その子孫が両神をまつることになり,平安京遷都以後は賀茂社とならび帝都の守護神とあがめられた。

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大辞林 第三版の解説

まつのおたいしゃ【松尾大社】

京都市西京区嵐山宮町にある神社。祭神は大山咋命おおやまくいのみことと市杵島姫命いちきしまひめのみこと。もと松尾山にまつられていたという。平安京の守護神、寿福・酒徳の神として信仰されてきた。旧称、松尾神社。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松尾大社
まつのおたいしゃ

京都市西京区嵐山(あらしやま)宮町に鎮座。祭神は大山咋神(おおやまくいのかみ)、中津島姫命(なかつしまひめのみこと)(市杵島(いちきしま)姫命)の二柱を祀(まつ)る。大山咋神は『古事記』に「葛野(かどの)の松尾に坐(いま)す鳴鏑(なりかぶら)に成りませる神」とある。本社の創祀(そうし)は文武(もんむ)天皇701年(大宝1)に秦忌寸都理(はたのいみきとり)が社殿を初めて造営したというが、秦氏以前からこの地に奉斎神があったようである。秦氏は養蚕や機織(はたおり)の技術に優れ、山城(やましろ)(京都府)地域の開発に貢献した氏族である。『延喜式(えんぎしき)』の名神(みょうじん)大社で、臨時祭の祈雨の奉幣にあずかり、二十二社奉幣の上七社に加えられている。一条(いちじょう)天皇以後、行幸啓も多く、866年(貞観8)には正一位に累進し、賀茂が東の厳神(げんしん)というのに対して、松尾は西の猛霊(もうれい)とよばれて尊崇された。貞観(じょうがん)年間(859~877)から始まったといわれる松尾祭(まつおさい)には、山城国司、葛野郡司らも参候した。江戸時代には、累代の徳川将軍家から九百余石の朱印を安堵(あんど)され、社運が隆盛となった。1871年(明治4)官幣大社に列した。本社は酒造の神としての信仰が厚く11月上卯(かみのう)日には醸造の平安を祈る上卯祭、4月中酉(なかのとり)日にはその完了を感謝する中酉祭が行われる。社の背後の雷峰(いかずちみね)、松尾山を含む約12万坪(3960アール)が境内で、その全域が風致地区に指定されている。現今の例祭は4月2日で、4月20日以後の第2日曜には神輿(みこし)の出御祭、そののち21日目に還御祭がある。松尾七社とよばれる大宮社、四大神社、衣手(ころもで)社、三宮(さんのみや)社、宗像(むなかた)社、櫟谷(いちだに)社、月読(つきよみ)社の各社の神輿(月読社は唐櫃(からびつ))の還御には葵(あおい)の蔓(つる)で飾るところから葵祭ともよばれている。
 本殿(国重要文化財)は正面三間、側面四間の身舎と、さらに正面三間の向拝よりなる両流(りょうながれ)造で、1397年(応永4)造営、1550年(天文19)の再建と伝えられている。宝物の男神坐像(ざぞう)二体、女神坐像一体は、いずれも平安時代の作で、国重要文化財に指定されている。重森三玲(しげもりみれい)作(1975)の昭和の新庭園「松風苑(しょうふうえん)」は有名である。[加藤隆久]

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世界大百科事典内の松尾大社の言及

【清酒】より

麴(こうじ)
[来歴]
 《播磨国風土記》にはカビの生えた乾飯(かれいい)で酒をかもしたという伝承が記載されており,日本では8世紀初頭すでに酒造にこうじが用いられていたことをうかがわせる。古来,酒造の神として信仰を集めてきたのは奈良県桜井市の大神(おおみわ)神社,京都市の梅宮(うめのみや)大社,松尾(まつのお)大社の3社であった。このうち松尾大社は朝鮮からの渡来氏族秦(はた)氏の氏神として701年奉斎されたが,5世紀後半ころこの地に秦の民が集められたさい伴造(とものみやつこ)に任ぜられた秦酒公(さけのきみ)は酒造技術者であったと考えられ,彼らの指導が古代日本の酒造を育成したと考えられる。…

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