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飯野吉三郎 いいの きちさぶろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

飯野吉三郎 いいの-きちさぶろう

1867-1944 明治-大正時代の行者。
慶応3年生まれ。東京渋谷穏田(おんでん)にすみ,祈祷(きとう)と予言で信者をあつめる。伊藤博文,清浦奎吾(けいご),下田歌子らに信頼され皇室にも影響をおよぼし,日本のラスプーチンとよばれたが,大正14年詐欺事件に関与し失脚した。昭和19年2月3日死去。78歳。美濃(みの)(岐阜県)出身。通称は穏田の行者

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世界大百科事典 第2版の解説

いいのきちさぶろう【飯野吉三郎】

1867‐1944(慶応3‐昭和19)
明治・大正期の神道行者。通称穏田の行者。岐阜県出身。東京渋谷穏田に住み,祈禱,予言で信者を集めた。予言を通じて山県有朋,伊藤博文,清浦奎吾らの知遇を得,政財界の上層部に信者をもち,隠然たる勢力をもった。また華族女学校の創立者で〈明治の紫式部〉と呼ばれた下田歌子と結んで皇室にも影響を及ぼし,皇太子の外遊問題にも介入して〈日本のラスプーチン〉とも呼ばれた。1925年詐欺汚職事件に関係して失脚した。【金原 左門】

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