驕侈(読み)キョウシ

精選版 日本国語大辞典 「驕侈」の意味・読み・例文・類語

きょう‐しケウ‥【驕侈】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 思いのままに行動すること。おごりたかぶること。また、そのさま。放恣(ほうし)
    1. [初出の実例]「無頼之輩、争事驕侈」(出典日本後紀‐延暦二三年(804)一二月壬戌)
    2. 「況や高時己に在ては暴虐驕侈を究め」(出典:箚録(1706))
    3. [その他の文献]〔春秋左伝‐成公一七年〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「驕侈」の読み・字形・画数・意味

【驕侈】きよう(けう)し

ぜいたく。驕奢。〔国語語〕叔は勢を恃み、仲(くわいちゆう)は險を恃(たの)む。是れ皆驕侈怠慢の心りて、之れに加ふるに貪を以てす。

字通「驕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android