高光大船(読み)タカミツ ダイセン

20世紀日本人名事典 「高光大船」の解説

高光 大船
タカミツ ダイセン

大正・昭和期の僧侶 専称寺住職



生年
明治12(1879)年5月11日

没年
昭和26(1951)年9月15日

出生地
石川県石川郡北間

学歴〔年〕
真宗大学〔明治40年〕卒

経歴
石川県北間の富豪高木家に生まれ、檀那寺の専称寺に養子として入る。大学を卒業し、七尾刑務所の教戒師を務め、清沢満之に師事。地元の北陸をはじめ全国に真宗近代教学の教えを広めた。暁烏敏藤原鉄乗と並んで「加賀の三羽がらす」と呼ばれる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高光大船」の解説

高光大船 たかみつ-だいせん

1879-1951 大正-昭和時代の僧。
明治12年5月11日生まれ。高光一也の父。金沢市の真宗大谷派専称寺の住職。清沢満之(まんし)の影響をうける。大正5年金沢に藤原鉄乗,暁烏敏(あけがらす-はや)と愚禿(ぐとく)社を設立し,雑誌氾濫(はんらん)」を刊行。15年から自坊で講習会を定期的にひらいた。昭和26年9月15日死去。72歳。石川県出身。真宗大卒。旧姓は高木。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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