高市早苗(読み)たかいちさなえ

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「高市早苗」の意味・わかりやすい解説

高市早苗
たかいちさなえ

[生]1961.3.7. 奈良
政治家。第104代内閣総理大臣(首相。在任 2025~ )。2025年10月4日に行なわれた自由民主党総裁選挙の決選投票で,小泉進次郎候補を破って勝利し,10月21日の臨時国会で憲政史上初の女性首相に選出され,就任した。
奈良県で生まれ,奈良県立畝傍高等学校卒業後,神戸大学に入学。1984年に同大学経営学部を卒業後,松下政経塾に入り,1987年に同塾からアメリカ合衆国に派遣され,連邦議会下院議員の事務所で研修した。帰国後はテレビ朝日やフジテレビジョンキャスターとして働いた。1992年に初めて,無所属で参議院議員通常選挙出馬したが落選,翌 1993年の衆議院議員総選挙で初当選した。一時自由党に所属し,1996年の衆議院選挙には自由党などが合流した新進党から出馬,2選目を果たしたが,すぐに自民党に鞍替えした。2003年の衆議院選挙で落選し,近畿大学経済学部の教授に転身。この間に衆議院議員の山本拓と結婚した。2005年の小泉純一郎首相による郵政3事業の民営化の是非を問う衆議院解散・総選挙で 4度目の当選を果たし,2024年の衆議院選挙まで当選 10回。歴代政権で内閣府特命担当大臣のほか,経済安全保障担当大臣を 2回,総務大臣を 5回(在職期間は史上最長)を歴任。また,党の要職である政務調査会長も 2回経験した。
2025年10月の党総裁選挙は 3度目の挑戦だったが,第1回投票で首位に立ち,決選投票でも大差で勝利した。しかし党総裁就任後,これまで連立を組んでいた公明党離脱を表明したことから野党勢力との新連立協議に着手,最終的に閣外協力方式で日本維新の会と連立合意が成立し,新政権発足の運びとなった。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

関連語 総理大臣

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高市早苗」の解説

高市早苗 たかいち-さなえ

1961- 平成時代の政治家。
昭和36年3月7日生まれ。松下政経塾出身。平成5年無所属でたち衆議院議員初当選(当選7回)。6年自由党の結党,ついで新進党の結党に参画。8年自民党に入党。通産政務次官,経済産業副大臣などをつとめたが,15年総選挙で落選。16年近畿大教授。同年衆議院議員・山本拓と結婚。17年総選挙で当選し国政に復帰。18年第1次安倍内閣で内閣府特命担当相(沖縄及び北方対策,科学技術政策,イノベーション,少子化・男女共同参画,食品安全)として初入閣。24年2度目の就任となった自民党安倍総裁のもとで政務調査会長につく。26年第2次安倍改造内閣,第3次安倍内閣で総務相。奈良県出身。神戸大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む