ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「鶴山勾当」の意味・わかりやすい解説
鶴山勾当
つるやまこうとう
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…繁太夫には後継者がなく一代で絶えたが,お座敷芸として上方の盲人音楽家が伝承し,繁太夫節は地歌に吸収された。初期の代表者は鶴山勾当で,《濡扇(ぬれおうぎ)》などの新作も作り,宝暦(1751‐64)ごろ江戸に下って〈鶴山節〉として吉原で流行させた。しかしこれは曲調が哀愁すぎるというので禁止されたと伝える。…
…(1)地歌の曲名 別名《小夜時雨(さよしぐれ)》。堺屋方舟作詞,鶴山勾当作曲の端歌。三下り。…
※「鶴山勾当」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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