コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

鼠の嫁入り ネズミノヨメイリ

3件 の用語解説(鼠の嫁入りの意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ねずみ‐の‐よめいり【×鼠の嫁入り】

昔話の一。ネズミの夫婦が秘蔵の娘に天下一の婿をとろうとして、太陽・雲・風・築地と、次々に申し込むが、結局は同じ仲間のネズミを選ぶという話。ねずみ婿取り

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

大辞林 第三版の解説

ねずみのよめいり【鼠の嫁入り】

昔話の一。鼠が天下一の婿をとろうとして考えた候補者のそれぞれに、さらに強いものがいることがわかり、結局、同類の鼠を婿にすることにしたという話。あれこれ迷っても平凡なところに落ち着くたとえともされる。 〔「沙石集」などにみえる〕

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

鼠の嫁入り
ねずみのよめいり

ネズミが天下一の婿を求めて捜し歩くが、最後は同じ仲間のネズミと結ばれるという話。ネズミの夫婦が偉い婿をとろうと考えて、太陽のところに行く。太陽は雲に遮られると光が届かないので雲のほうが偉いと教える。そこで雲に相談すると、雲は風には吹き飛ばされてしまうので風のほうが偉いという。次に風に頼むと、いくら吹いても遮る壁にはかなわないという。そこで壁を訪ねると、壁をかじって穴をあけてしまうネズミがいちばん偉いというので、結局は同じ仲間のネズミから婿をとる。主人公にはネズミのほかに、モグラや石屋の登場する例がある。モグラの場合には風の次に土手を訪ね、土手に穴をあけるモグラのほうが偉いという結果に戻る。全国的な伝承が確認できるが、内容の変化は少ない。古代インドの寓話(ぐうわ)集『パンチャタントラ』までさかのぼることができ、朝鮮半島にも分布している。わが国では古く鎌倉時代の仏教説話集『沙石集(しゃせきしゅう)』にみえる。[野村純一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

鼠の嫁入りの関連キーワード家鼠鼠返し鼠の尾鼠蚤鼠花火野鼠蚤の夫婦夫婦連れ小鼠鼠の耳

今日のキーワード

大統領補佐官

各種政策の立案その他に関し,側近として大統領に助言する役職だが,実質上はブレーン,顧問として多面的な役割を担う。憲法で定められた唯一の行政責任者である合衆国大統領は,強大な権力を持つにもかかわらず,議...

続きを読む

コトバンク for iPhone