日本歴史地名大系 「龍野城跡」の解説
龍野城跡
たつのじようあと
〔戦国期〕
初代の城主は赤松下野守村秀。以後赤松下野守家の本城となる。村秀は赤松下野守政秀の孫か曾孫と推定されるが、近世には播磨守護赤松政則の実子とする伝承があった(赤松盛衰記)。「播磨鑑」にはこの伝承が反映され、延徳(一四八九―九二)頃に政則が築城したとするが、中世の史料からは確認できない。永正三年(一五〇六)には下野守の本拠は
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報