青鳩(読み)アオバト

デジタル大辞泉 「青鳩」の意味・読み・例文・類語

あお‐ばと〔あを‐〕【青×鳩/×鳩】

ハト科の鳥。全長約35センチ。背面暗緑色で、胸は黄緑色山地森林にすみ、北海道や本州北部では夏鳥屋久島以南に分布する同属ズアカアオバトは、これよりやや大きく、尺八のような鳴き声を出す。
[類語]家鳩土鳩伝書鳩山鳩雉鳩河原鳩烏鳩

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精選版 日本国語大辞典 「青鳩」の意味・読み・例文・類語

あお‐ばとあを‥【青鳩】

  1. 〘 名詞 〙 ハト科の鳥。全長約三三センチメートル。体は美しい緑色で、頭の上部と、くびの部分は黄緑色。雄の肩には紫紅色斑紋がある。各地原生林で繁殖し、冬は北日本のものは南へ渡る。しゃくはちばと。やまばと。《 季語・夏 》〔書言字考節用集(1717)〕

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