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BBレシオ ビービーレシオ

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デジタル大辞泉の解説

ビービー‐レシオ【BBレシオ】

book-to-bill ratio》受注高と出荷高の比率。1より低いと受注不調、1以上だと好調を示す。半導体製造業界の需給状況を示す指標として使用されることが多い。

出典|小学館
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

BBレシオ
びーびーれしお
book-to-bill ratio

出荷額(Billing)に対する受注額(Booking)の割合。受注額は需要量、出荷額は供給量に相当するため、需給バランスを表し、先行き景況感や市況(価格)を示す指標である。たとえば出荷額が10で受注額が15ならば1.5、出荷額が15で受注額が12ならば0.8となる。BBレシオが1.0を上回っていれば、需要が旺盛(おうせい)で先行きの出荷額が増えることを意味し、業界の景況感や市況が好調であることを示す。逆に1.0を下回っていれば、供給過多で、先行きの景況感や市況が不調であることを示す。月々の受注と出荷のブレを補正するため、直近3か月間の数値を平均したBBレシオが使われることが多い。とくに半導体製造装置のBBレシオは電機などのハイテク産業の先行き景況感を示すとされ、ハイテク株を中心とした株式相場に影響を与えることが知られている。アメリカでは国際半導体製造装置材料協会(SEMI:Semiconductor Equipment and Materials International)が北米に本社を置く半導体製造装置メーカーのBBレシオ(3か月平均)を、日本では日本半導体製造装置協会(SEAJ:Semiconductor Equipment Association of Japan)が日本製半導体製造装置のBBレシオを、それぞれ毎月発表している。
 北米地域における半導体のBBレシオの公表は、1978年にアメリカ半導体工業会(SIA:Semiconductor Industry Association)によって始められ、半導体需要の波(シリコンサイクル)を表す指標として世界的に注目されていた。しかしグローバル化の進展で、半導体生産がアジアなどの北米以外の地域に広がり、世界の半導体需給の実態を表さなくなったとして、SIAは1996年末に発表を中止。これにかわり半導体生産に先だって動く半導体製造装置のBBレシオが、業界全体の先行指標として使われるようになった。なお、北米の半導体の設計・製造・販売などを手がける企業の株式で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は、とくにSEMIの半導体製造装置BBレシオと連動性が高いことが知られている。[編集部]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
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