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…組合幹部には共産党員が多く,したがって組合独自の主張は少なく,共産党の〈伝導ベルト〉ともいわれる。1960年代には,CGTは企業委員の選挙などで50%を超える得票をあげていたが,しだいにその比重は低下し,現在は30%程度にとどまっている。金属,鉱山,化学,電気などの部門で影響力が強いが,この分野は構造的不況が進んでおり,組合の基盤をゆるがしている。…
…同派は90年,議会活動に力点をおくP.ブルースら議員グループと労働組合運動を重視する活動家グループに分裂したが,後者の結成した〈革命的社会主義労働党〉は実質的な創立者の名をとって〈アルマーヌ派〉と称された。この党派はパリを主たる拠点として,機械金属・建築などの部門の熟練労働者の支持を集め,90年代前半,最盛期には7人の下院議員を擁し,また95年の〈労働総同盟(CGT)〉結成の中心となるなど,サンディカリスムの源流としての役割を果たしたが,議会活動の軽視と組合運動の重視は議員ら有力活動家の離反と組織の分裂を招き,90年代後半,急速に衰退した。1905年,同党が統一社会党に吸収されたのち,下院議員,党中央執行委員を務めたが,労働者中心主義の立場から,知識人優位の党の体質に不満をもち,10年新たな労働者党の結成を試みて失敗した。…
…ゼネストの原則は,ゲード派の主張する議会進出による政治権力奪取の路線を否定して,ゼネストによる社会革命を主張するものであると同時に,組合運動に対する政治・政党の指導性を否定する意味を有していた。 95年,非ゲード派によって,新たに労働総同盟(CGT)が結成され,傾向の類似する二つの組織が併存することになった。まもなく総同盟は労働取引所の生み出した各地の個別組合を職能別全国連合体に編成しつつ吸収したため,二つの組織がほぼ同一の組合によって構成されることになった。…
…これにはフランス,イタリア,スペインなど南西ヨーロッパ諸国の組合が該当する。ナショナル・センターがイデオロギーにより分裂しており(たとえばフランスでは労働総同盟CGT(セージエーテー),労働総同盟・労働者の力CGT‐FO(セージエーテーエフオー),民主労働連盟CFDT(セーエフデーテー),イタリアでは労働総同盟CGIL,労働者組合総同盟CISL,労働総連合UILのように),共産主義を志向する組合が有力な地位を占めている(たとえばCGTやCGILは世界労連に加盟している)。これらの上部団体は産業別組織原則を方針として掲げているが(フランスでは1906年のアミアン憲章ですでに産業別組織原則がとられた),実際には傘下に古い手工的熟練労働者metierタイプの組合も残っており,産業別の統一はそれほど進んでいない(ただしイタリアでは1973年以降,三大労組の間に共闘体制が組まれ組織の統一への動きがみられる)。…
※「CGT」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
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