デジタル大辞泉 「ICタグ」の意味・読み・例文・類語 アイシー‐タグ【ICタグ】 《IC tag タグは「荷札」の意》小さな無線ICチップ。商品に貼付し、電波の送受信で商品の識別、管理などに利用される。バーコードよりも多くの情報を記録できる。無線ICタグ。RFIDタグ。RFタグ。電子タグ。→アール‐エフ‐アイ‐ディー(RFID) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「ICタグ」の解説 ICタグ 小型のICチップと、無線でリーダー(読み取り装置)と通信するアンテナを組み込んだ荷札(タグ)。無線ID(RFID)とも呼ばれる。商品に添付することによって、スーパーやコンビニのレジでカゴに入れたまま一度に精算することが可能になり、書店やレコード店での万引き対策にも有効となる。従来のバーコードに比べて10倍以上の情報を記録できるだけでなく、添付後の書き込みができることから、生産者による生産・商品情報に加えて、流通の各段階で入庫・出庫情報などを追加することによって、輸送・在庫管理の効率化と、生産から流通に至る商品履歴の追跡(トレーサビリティー)も可能にする。現状ではまだ実験段階であるが、物流部門では実用化の動きが急速に高まってきており、世界最大の小売業ウォルマートは、2006年中に米国内の1000店舗での導入を計画している。また、百貨店の靴売場では、ICタグを使って在庫確認をするシステムも開発されている。今後本格的に普及させるためには、大幅なコスト削減や規格の統一、個人情報保護対策などが必要となるであろう。 (懸田豊 青山学院大学教授 / 2007年) ICタグ 「無線IDチップ」のページをご覧ください。 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
IT用語がわかる辞典 「ICタグ」の解説 アイシータグ【ICタグ】 非接触で情報の読み書きをするICチップ。大きさは数mmから数cm程度で、電波を利用してデータの送受信を行う。物品の識別や流通管理を目的として開発されたが、将来的にはユビキタス社会の基盤技術のひとつになるとみなされている。◇「RFIDタグ」「電子タグ」「無線ICタグ」ともいう。 出典 講談社IT用語がわかる辞典について 情報
ASCII.jpデジタル用語辞典 「ICタグ」の解説 ICタグ 無線で情報の読み出し・書き込みが可能なICチップを内蔵した荷札。荷札型のもの以外にも、ラベル型、カード型など、さまざまな形状がある。RFID(Radio Frequency Identification)の一種で、動作に電源が不要なことが特徴。バーコードに比べ多くの情報を保存できるため、商品の生産から物流、販売、廃棄までの過程全体を把握でき、流通の効率化や在庫管理の簡略化が可能になる。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報