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S状結腸 エスじょうけっちょう sigmoid colon

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

S状結腸
エスじょうけっちょう
sigmoid colon

下行結腸の末端と直腸上部を結ぶS字形に折れ曲っている結腸部分。左下腹部にあり長さはおよそ 25~45cmで,全周が腹膜で包まれ,S状結腸間膜によって支持されているので,自由に動くことが可能である。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

エスじょう‐けっちょう〔‐ジヤウケツチヤウ〕【S状結腸】

大腸の主要部分である結腸の末端にあたる部分。腹部の左側にある下行結腸に続き、S字型にカーブしながら直腸へつながる。S字結腸

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栄養・生化学辞典の解説

S状結腸

 S字状結腸ともいう.結腸の一部で,下行結腸に続き,直腸へつなげる部分.Sの字のような形態であることから命名されている.

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

S状結腸
えすじょうけっちょう

大腸のなかの結腸に属し、その最下端にあたる部分で、上方は下行結腸に続き、下方は直腸になる。位置、長さには個体差があるが、長さは約45センチメートルほどである。正常では骨盤内にあるが、腹腔(ふくくう)内の場合もある。左大腰筋の前方で小骨盤縁から始まり、第3仙椎(せんつい)あたりで正中線に向かって大ざっぱなS字を画いて彎曲(わんきょく)し、直腸に終わる。完全に腹膜に包まれているから、S状結腸間膜をもち、骨盤壁に結合されているが、可動性がかなり大きい。前方には迂曲(うきょく)した小腸があり、これによって、男性では膀胱(ぼうこう)、女性では子宮と隔てられている。糞便(ふんべん)が停滞しやすい部分で、便秘による堅い刺激で疼痛(とうつう)がおこることがある。また、S状結腸炎をおこすこともある。とくに長くて移動性の大きいS状結腸はS状結腸過長症といい、S状結腸捻転(ねんてん)症の原因ともなる。[嶋井和世]

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