SiP(読み)エスアイピー

デジタル大辞泉 「SiP」の意味・読み・例文・類語

エス‐アイ‐ピー【SiP】[system in package]

system in package複数既存半導体チップ一つパッケージに収めたもの。CPUメモリー・各種制御回路を実装する。半導体チップにすべての機能を集積するSoCに比べ、設計自由度が高く、低コストという特長がある。

シップ【SIP】[session initiation protocol]

session initiation protocolインターネットなどのコンピューターネットワーク上で、IP電話通話などを制御するための呼制御プロトコルの一。セッション確立プロトコル

エス‐アイ‐ピー【SIP】[supplementary ideographic plane]

supplementary ideographic plane》⇒追加漢字面

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「SiP」の意味・わかりやすい解説

SIP
しっぷ

インターネットをはじめとするTCP/IPネットワークで、2か所以上のクライアントに対して、接続セッション)の開始や変更、終了などの操作を行うことで、電話のコールを制御するプロトコル(通信規約)の一つ。セッション・イニシエーション・プロトコルSession Initiation Protocolの略で、IETF(Internet Engineering Task Force)というインターネット技術の標準化を推進する国際的な任意団体で策定された。IP電話やテレビ電話、テレビ会議といった、リアルタイムでの通信に使われる。たとえばIP電話では、接続の開始や終了などの操作を制御するために利用されるが、他の代表的なプロトコルと比べて記述がシンプルであるため実装が容易で、広く採用されるようになった。ネットワーク上で音声データをやりとりするためのプロトコルであるVoIP(Voice Over IP)と組み合わせて使われる。

[編集部]

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知恵蔵 「SiP」の解説

SiP

「システム・イン・パッケージ」のページをご覧ください。

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

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