インターネットをはじめとするTCP/IPネットワークで、2か所以上のクライアントに対して、接続(セッション)の開始や変更、終了などの操作を行うことで、電話のコールを制御するプロトコル(通信規約)の一つ。セッション・イニシエーション・プロトコルSession Initiation Protocolの略で、IETF(Internet Engineering Task Force)というインターネット技術の標準化を推進する国際的な任意団体で策定された。IP電話やテレビ電話、テレビ会議といった、リアルタイムでの通信に使われる。たとえばIP電話では、接続の開始や終了などの操作を制御するために利用されるが、他の代表的なプロトコルと比べて記述がシンプルであるため実装が容易で、広く採用されるようになった。ネットワーク上で音声データをやりとりするためのプロトコルであるVoIP(Voice Over IP)と組み合わせて使われる。
[編集部]
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
「システム・イン・パッケージ」のページをご覧ください。
出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加