TMD(読み)ティーエムディー

デジタル大辞泉 「TMD」の意味・読み・例文・類語

ティー‐エム‐ディー【TMD】[theater missile defense]

theater missile defense戦域ミサイル防衛。射程80~3000キロメートルの弾道ミサイルを、THAADサードミサイルパトリオットミサイルにより高空低空の2段階で迎撃する構想。1993年、従来SDI戦略防衛構想)に代えて米国提唱、日本も共同開発に参加している。theater(戦域)は、米軍の定めたアジア・太平洋地域、中東欧州という3つの防衛区域を意味する。→エム‐ディー(MD)

ティー‐エム‐ディー【TMD】[TikTok, Meituan, DiDi]

TikTok, Meituan, DiDi中国の主要なIT企業群BATHに続く次世代企業。TikTokを運営するバイトダンス、グルメ情報の口コミサイトや出前サービスを運営するメイトゥアン、配車サービスを提供するディディの3社。→バット(BAT)

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百科事典マイペディア 「TMD」の意味・わかりやすい解説

TMD【ティーエムディー】

米国が開発中の戦域ミサイル防衛構想。Theater Missile Defenseの略。主に中距離弾道ミサイル発射偵察衛星などによって察知し,着弾する前に空中や大気圏外でミサイルの弾頭を破壊する防衛システム。米本土を防衛するNMDと同盟国や在外米軍を対象とするTMDとが一対になっているが,2001年5月にブッシュ政権は両者区別をなくし,全体を〈ミサイル防衛〉(MD)と呼んでいる。日本では朝鮮民主主義人民共和国のテポドン発射(1998年8月)を契機に関心が高まり,政府は1999年度予算に米国との共同研究(おもに海上配備型迎撃ミサイル)を組み込み,2003年末にはMDシステム導入を決めたが,技術的な可能性への疑問,膨大な開発費用などの面から論議を呼んでいる。→ミサイル迎撃ミサイル

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「TMD」の意味・わかりやすい解説

TMD
てぃーえむでぃー

戦域ミサイル防衛

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「TMD」の意味・わかりやすい解説

TMD
ティーエムディー

「戦域ミサイル防衛」のページをご覧ください。

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