BtoB(読み)ビーツービー

日本大百科全書(ニッポニカ) 「BtoB」の意味・わかりやすい解説

BtoB
びーつーびー

「Business to Business」のことで、企業間の取引関係をさすことば。B2Bとも表記する。一般消費者と直接ビジネスを行うのではなく、あくまで別の企業と商取引を行うこと。とくに電子商取引の一形態を示す用語としてとらえられることが多い。電子商取引のBtoBは、部品原料、オフィス機器や事務用品などの物品人材派遣、さらにさまざまなサービスまで多岐にわたる。また、法人向けビジネスを行う企業のマーケティング活動を、BtoBマーケティングとよぶ。

 類似の用語としてはBtoB以外に、企業対個人のBtoC(B2C)、個人対個人のCtoC(C2C)、企業対従業員のBtoE(B2E)、企業対政府や官公庁のBtoG(B2G)などがある。

[編集部]

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IT用語がわかる辞典 「BtoB」の解説

ビーツービー【B to B】

インターネットなどのコンピューターネットワークを通じて行われる電子商取引の形態のひとつ。企業間で行われる商取引を指す。EDIASPSaaSなど。◇「business to business」から。「B2B」とも書く。また、「ビートゥービー」ともいう。

ビートゥービー【B to B】

ビーツービー。⇒ビーツービー

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百科事典マイペディア 「BtoB」の意味・わかりやすい解説

B to B【ビートゥービー】

Business to Businessの略称で,〈企業間取引〉と訳される。電子商取引の形態の一つ。インターネットを用いて企業間で商取引の情報の交換や受発注を行うこと。インターネット上に商取引のオープン市場を作る試みもある。資材調達から販売までを電子化することによって,効率的な管理やコスト削減などが可能になるとされる。経済産業省の〈平成12年度電子商取引に関する市場規模・実態調査〉によると,2000年の日本のB to B市場規模は21.6兆円。B to Cに比べ取引単価が大きく,高い収益性が期待されている。

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