W国立公園(読み)ドゥブルベコクリツコウエン(その他表記)W National Park

デジタル大辞泉 「W国立公園」の意味・読み・例文・類語

ドゥブルベ‐こくりつこうえん〔‐コクリツコウヱン〕【W国立公園】

ニジェールベナンブルキナファソの3か国にまたがる国立公園サバンナ熱帯雨林という異なる環境を持ち、豊かな生物相を形成する。公園の名は、園の北端に接するニジェール川の流れが、W(ドゥブルベ)の字を描くように蛇行していることにちなむ。1996年、公園のニジェール領内が世界遺産自然遺産)に登録された。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「W国立公園」の意味・わかりやすい解説

W国立公園
ダブリュこくりつこうえん
W National Park

アフリカ北西部,ニジェールブルキナファソベナンにまたがる自然公園。1954年設定。面積はニジェール地域 2200km2,ブルキナファソ地域 2350km2,ベナン地域 5680km2標高 250mのラテライト準平原に多くの河川渓谷が形成されている。植生サバナゾウライオンカバチーターヒヒジャッカルイボイノシシなどの野生動物が豊富。1996年ニジェール地域が国際連合教育科学文化機関 UNESCO世界遺産の自然遺産に登録。2017年には登録範囲がブルキナファソ地域とベナン地域にも広がり,さらにブルキナファソのアルリ国立公園,ベナンのパンジャリ国立公園も追加された。

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