XO醤(読み)エックスオージャン

デジタル大辞泉 「XO醤」の意味・読み・例文・類語

エックスオー‐ジャン【XO醤】

干し貝柱、干しエビトウガラシなどとブランデーで作った中華調味料香港ホンコンで1980年代ごろ作られたもので、名称はブランデーの最高級を表すXOから。そのまま食べたり料理の味つけに用いられる。
[類語]味噌赤味噌白味噌嘗め味噌鉄火味噌金山寺味噌トウバンジャンコチュジャン

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和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典 「XO醤」の解説

エックスオージャン【XO醤】

中国料理の調味料の一つ。干し貝柱・金華ハム・干しえびなどの高級食材をふんだんに使ったペースト状のもの。調味料にするほか、そのまま酒の肴(さかな)やかゆの薬味にする。◇ブランデーで、熟成年数が長く最高級の等級であることを示す「XO(extra old)」から。調味料の最高峰の意。1980年代に中国・香港のホテル「ザペニンシュラ香港」の広東料理レストランのシェフが考案したとされる。

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百科事典マイペディア 「XO醤」の意味・わかりやすい解説

XO醤【エックスオージャン】

中国調味料の一種。香港で作られたうま味調味料で,材料に干し貝柱や干しエビ,中国ハム,トウガラシ,ダイズ油などが使われている。佃煮状になっており,魚介類の炒め物や煮物などに加えたりするほか,食卓調味料としても使われる。そのままおつまみにしてもよい。ブランデーの特級品を表すXO(extra oldの略)から名づけられた。

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