共同通信ニュース用語解説 「アスレチックス」の解説
アスレチックス
オークランド・アスレチックス フィラデルフィアを本拠地として1901年のア・リーグ創設から参加した古豪。カンザスシティーを経て68年からオークランドに移った。72年からの3連覇などワールドシリーズ制覇9度。近年は振るわず昨季は地区最下位だった。日本選手は
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オークランド・アスレチックス フィラデルフィアを本拠地として1901年のア・リーグ創設から参加した古豪。カンザスシティーを経て68年からオークランドに移った。72年からの3連覇などワールドシリーズ制覇9度。近年は振るわず昨季は地区最下位だった。日本選手は
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アメリカのプロ野球球団。アメリカン・リーグ所属(西地区)。2024年まではオークランド・アスレチックス。2028年にネバダ州ラスベガスへの移転を予定しており、暫定的に地名を冠さないチーム名としている。フランチャイズをカリフォルニア州サクラメントに置き、サター・ヘルス・パークを本拠地としている(2028年までの暫定)。球団名の変遷は、フィラデルフィア・アスレチックス(1901)―カンザスシティ・アスレチックス(1955)―オークランド・アスレチックス(1968)―アスレチックス(2025)。
ミルウォーキーにあったマイナー・リーグ球団の監督コニー・マックに球団所有権の一部が与えられ、そのチームをフィラデルフィアに移して1901年のアメリカン・リーグ誕生と同時に加盟させた。マックは1950年まで指揮を執り、監督として大リーグ(MLB)歴代1位の3731勝をマークした。1902年にリーグ初優勝。なお、ワールド・シリーズが開催されるのは1903年からであった。1905年にもリーグ優勝したが、ワールド・シリーズではニューヨーク・ジャイアンツ(現、サンフランシスコ・ジャイアンツ)の前に敗れた。チーフ・ベンダーCharles Albert "Chief" Bender(1884―1954)とエディー・プランクEdward Stewart "Eddie" Plank(1875―1926)の両エース投手に名二塁手エディー・コリンズEdward Trowbridge "Eddie" Collins(1887―1951)らの活躍で、1910年、1911年、1913年にワールド・シリーズを制し、1914年もリーグ優勝した。1925年に、「ダイナマイト・キャッチャー」とよばれたミッキー・カクレーンGordon Stanley "Mickey" Cochrane(1903―1962)、強打者ジミー・フォックス、左腕投手レフティー・グローブが同時にデビュー。1929年からリーグ3連覇し、1929年、1930年はワールド・シリーズで優勝した。1955年にフランチャイズをカンザス・シティに移し、1968年にはオークランドに移転。本拠地はオークランド・アラメダカウンティ・コロシアムとなる。両リーグ東西の2地区制となった1969年に西地区に配属された。強打者レジー・ジャクソン、エース投手のキャットフィッシュ・ハンターJames Augustus "Catfish" Hunter(1946―1999)、抑え投手の切り札ロリー・フィンガースRoland Glen "Rollie" Fingers(1946― )らを中心に、1971年から5年連続地区優勝。その間、1972年からは3年連続でワールド・シリーズを制した。1981年はストライキで前、後期制となり、前期優勝して後期優勝のカンザスシティ・ロイヤルズと5試合制の地区優勝決定プレーオフを戦い、3連勝で制した。しかし、ニューヨーク・ヤンキースに敗れてリーグ優勝はできなかった。1986年シーズン途中からトニー・ラルーサが監督に就任。ホセ・カンセコJose Canseco(1964― )とマーク・マグワイアの2人の強打者を中心に強力打線を形成した1988年から3年連続リーグ優勝。1989年にはワールド・シリーズも制した。1992年にも地区優勝。両リーグ東・中・西の3地区制が導入された1994年からも西地区所属となった。1999年にティム・ハドソンTimothy Adam "Tim" Hudson(1975― )、2000年にマーク・マルダーMark Mulder(1977― )とバリー・ジートがデビューして先発投手三本柱がそろい、打撃陣ではジェイソン・ジアンビ、ミゲール・テハーダなどが活躍。2000年、2002年、2003年と地区優勝したが、いずれもリーグ優勝はできなかった。2004年、2005年はともに2位。
[山下 健]
2006年は3年ぶりの地区優勝を果たしたが、プレーオフでデトロイト・タイガースに敗れ、リーグ優勝はならなかった。2007年は勝率5割を切り、地区3位。シーズン後にはエース投手のダン・ヘイレンDaniel John "Dan" Haren(1980― )、人気者の主砲ニック・スウィッシャーNicholas Thomas "Nick" Swisher(1980― )ら主力選手を次々に放出して戦力再建を進めた。戦力の入れ替えが実を結んだのは2012年。直前のシーズンオフにも複数の主力選手をトレードで放出しており前評判は低かったが、一連のトレードで獲得した若手投手がチームを牽引(けんいん)して勝利を重ね、同じくトレードで加入したジョシュ・レディックWilliam Joshua "Josh" Reddick(1987― )、キューバから亡命して2月に契約したばかりのヨエニス・セスペデスYoenis Céspedes(1985― )がチーム1位、2位の打点をマークするなど、新顔の活躍で6年ぶりの地区優勝を果たした。2013年には内野手のジョシュ・ドナルドソンJoshua Adam "Josh" Donaldson(1985― )が台頭して地区連覇。翌2014年もプレーオフ進出を果たしたが、この間ポスト・シーズンでは一度も勝ち進むことができなかった。2014年冬には攻守の要に成長したドナルドソンら主力を放出し、2015年から3年連続で地区最下位となったが、マット・チャップマンMatt Chapman(1993― )やマーカス・シミエンMarcus Semien(1990― )らが成長して、2018年に4年ぶりのプレーオフに復帰。2020年には新型コロナウイルス感染症(COVID(コビッド)-19)の世界的流行による60試合の短縮シーズンながら7年ぶりの地区優勝を果たすなど3年連続(2018~2020)でプレーオフに進出したが、ディビジョン・シリーズより先に進むことはできなかった。2021年にプレーオフ進出を逃すと、チャップマンら主力を放出して再建期間に入った。
それまでの本拠地オークランド・アラメダカウンティ・コロシアム周辺は治安などの環境が悪く、2000年代から移転話が浮いては消えてきたが、球団は2023年4月にネバダ州ラスベガスに新球場の建設予定地を買収。同年11月の大リーグ(MLB)オーナー会議で本拠地移転が承認されて、オークランドを去ることとなった。2025年から2027年まではカリフォルニア州サクラメントにあるサター・ヘルス・パークを本拠地として使用。ラスベガスの新球場は2028年に開場予定。
なお、日本人選手では投手として藪恵壹(やぶけいいち)(2005年在籍)、岡島秀樹(2013年在籍)、藤浪晋太郎(ふじなみしんたろう)(2023年在籍)、野手として岩村明憲(あきのり)(2010年在籍)、松井秀喜(ひでき)(2011年在籍)がプレー。
1901年から2024年までの通算成績は、9329勝9859敗、地区優勝17回、リーグ優勝15回、ワールド・シリーズ優勝9回。
[大冨真一郎 2025年11月17日]
『マイケル・ルイス著、中山宥訳『マネー・ボール――奇跡のチームをつくった男』(2004・ランダムハウス講談社)』
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...
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