花色が幼児の碧眼を思わせるほど美しいので,baby-blue-eyesの英名があるハゼリソウ科の一年草。和名はルリカラクサ。春,花壇に植え込むと青一色に美しく,鉢植えにも喜ばれる。原産地はアメリカのカリフォルニア州。茎はよく分枝して広がり,草丈約20cm。全株に粗毛があり,葉は羽状に7~9片に深裂する。4~5月,枝先に5深裂した杯状の花を開く。花色はコバルトブルー,花心は白のぼかし。種まきは9月末,小鉢にごく少量の種をまき,間引いて3~5本を1鉢として育てる。平鉢にばらまきすると,苗を移植するとき,葉の欠刻が互いに絡みついて引き離すことができない。冬には霜にあてないようにする。日だまりの花壇では,直まきでばらまきし,間引きして育ててもよい。
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ハゼリソウ科(APG分類:ムラサキ科)の一年草。アメリカ、カリフォルニア原産。全株に粗い毛がある。茎は柔らかく、きわめて分岐性に富み、横に広がり、先端は直立して高さ15~20センチメートル、葉は羽状深裂する。4~5月、茎の先端に、淡青色で中心に白色のぼかしがある径2センチメートルの小花を多数開く。純白色の変種もある。
普通9月上旬に種子を播(ま)き、一度仮植えしてから鉢植えにし、霜よけして越冬させ、春、花壇に定植する。フレーム栽培は徒長しやすいので注意する。
[山口美智子 2021年7月16日]
ネモフィラなどが含まれるハゼリソウ科はAPG分類ではムラサキ科に統合された。
[編集部 2021年7月16日]
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(2018-4-12)
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