出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
皮膚や粘膜の局所に作用し、収斂作用を現す薬剤。タンパクを凝固して炎症をとり、被膜をつくって保護するほか、血管を収縮して止血したり、下痢を阻止する。タンニン酸、ビスマス製剤、アルミニウム、亜鉛、鉛の塩類がある。外用ではアストリンゼントとして硫酸亜鉛、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、ミョウバンの水溶液が用いられる。また湿布薬として酢酸鉛溶液、タンニン酸溶液が用いられ、消炎・鎮痛作用を有する。タンニン酸アルブミン、次硝酸ビスマス、次サリチル酸ビスマスなどは止痢剤として用いられたが、ビスマス塩の大量投与で精神症状が現れたため、一般用にはビスマス塩は使用されなくなり、また、デルマトールとして外用に用いられたが、これも現在ではほとんど使用されていない。硫酸亜鉛は点眼剤にも用いられる。わきが臭をとるのに塩化アルミニウム液、ミョウバン液が用いられるのも、収斂作用を利用したものである。
[幸保文治]
自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...
4/12 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
4/12 デジタル大辞泉を更新
4/12 デジタル大辞泉プラスを更新
3/11 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
2/13 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新