山の手(読み)ヤマノテ

デジタル大辞泉 「山の手」の意味・読み・例文・類語

やま‐の‐て【山の手】

やまて1」に同じ。
都会で、高台にある町。多く住宅地になっている。東京では区部西側台地区域をいう。江戸時代本郷小石川牛込四谷赤坂青山麻布などの台地の地域を称し、武家屋敷寺院が多かった。⇔下町

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「山の手」の意味・わかりやすい解説

山ノ手
やまノて

東京都区部西半の地域。武蔵野台地東端にあたり,下町に対する俗称本来山手 (やまのて) 線の内側住宅街を形成する地域をさしたが,第2次世界大戦後は住宅地帯の増加拡大により,山手線外側の住宅地もさしている。下町が江戸情緒を多く残しているのに対し,山ノ手は他地域から東京に来た人が多く,いわゆる「東京人」の様相をみせている。

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