出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
… ところで支配の原理や政策がどのように異なっていようと,ヨーロッパ列強はアフリカを文化的に否定し,政治的に抑圧し,経済的に搾取したという点ではまっく同じであった。また植民地化そのものや,初期の段階における植民地支配が,直接ヨーロッパ列強の政府によってではなく,特許会社によって行われた場合も少なくなかった。王立ニジェール会社,帝国イギリス東アフリカ会社,イギリス南アフリカ会社,ドイツ植民会社などはその代表的なものである。…
…そして資本を一般に公募する本来の意味の株式会社が,鉄道や銀行業でなく,一般産業界に根を下ろすのは19世紀の最後の四半世紀に入ってからのことである。
[特許会社]
共同出資による法人企業という意味での会社企業は,近世の西ヨーロッパにみられ,それが最も重要な役割を果たした分野はアジア,アフリカ,アメリカとの間の遠距離貿易であった。鉱山業その他多額の資本を要する若干の産業分野はあったが,当時の工業が家内工業か問屋制家内工業であったように,会社形態をとるほど多額の固定資本を要する事業分野はきわめてまれであった。…
…カンパニーcompanyは,広義には中世のギルドから現在の諸種の〈会社〉企業体までを含むが,とくに中世末,近世初期のイギリスに成立した特許会社chartered companyをさす。巨額の上納金や貸上げの代償として国王から与えられた特許状によって独占権を認められたこれらの企業体は,植民や鉱山業などを含む経済活動の多様な分野で成立したが,その中心は貿易業にあった。…
※「特許会社」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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