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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
ベートーベンが晩年に作曲したミサ曲(ニ長調、作品123)。「ミサ・ソレムニス」とは本来カトリックの典礼のなかでもっとも荘重かつ大規模なミサをさすことばだが、この作品も題名の意味するとおり、4人の独唱者、混声四部合唱、そしてパイプ・オルガン付き管弦楽という編成をとり、五楽章あわせて約1時間半に及ぶ大きなミサ曲である。しかし内容は、教会における典礼用音楽の枠をはるかに超えたもので、むしろ個人的な宗教観が強く表れた音楽というべきであろう。ベートーベンは5年の歳月(1819~23)を費やし、独自の歌詞解釈と交響楽的手法によって、まれにみる個性的なミサ曲を完成させたのである。1824年ペテルブルグで一部初演。
[三宅幸夫]
…これら2曲はこの時期のカンタービレ(歌うような)様式を代表する作品でもあり,主題の抒情的な美しさも大きな特徴となっている。1812年までに《第7交響曲》作品92(1813年初頭),《第8交響曲》作品93(1812)を完成させ,残された15年間の晩年における大管弦楽曲は《ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲)》作品123(1823)と《第9交響曲》作品125(1824)の2曲を残すだけであった。内省的な深みを増した孤高の晩年様式の中心は室内楽曲とピアノ作品へと移っていく。…
※「荘厳ミサ曲」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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