デジタル大辞泉 「蕩ける」の意味・読み・例文・類語 とろ・ける【×蕩ける/×盪ける】 [動カ下一][文]とろ・く[カ下二]1 固まっていた物が溶けて軟らかくなる。また、液状になる。「バターが―・ける」2 心のしまりがなくなる。「甘美な音楽に心が―・ける」3 心が和らぐ。なごむ。「御憤り、殊の外に―・けてこそ見え給ひつれ」〈盛衰記・一一〉[類語](1)ふやける・ふやかす・潤ほとびる/(2)陶酔・酔う・酔い痴しれる・浸ひたる・うっとりする・恍惚こうこつ・陶然・しびれる 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例