日本大百科全書(ニッポニカ) 「酢酸メチル」の意味・わかりやすい解説
酢酸メチル
さくさんめちる
methyl acetate
メタノール(メチルアルコール)と酢酸とが脱水縮合して生ずるエステル。無色の揮発しやすい液体で芳香を有している。エタノール(エチルアルコール)、エーテルなどの有機溶媒と任意の割合で混じり合うほか、水にもかなり溶ける。合成樹脂、ペイント、香料などの溶剤としての用途をもつ。
[廣田 穰]
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) 1.3619
0.9342.
1.3614.引火点-10 ℃.水に可溶.エタノールとエーテルとは自由にまざる.溶剤として用いられる.[CAS 79-20-9]