陰に(読み)インニ

デジタル大辞泉 「陰に」の意味・読み・例文・類語

いん‐に【陰に】

[副]人に気づかれないようにするさま。内密に。こっそりと。かげで。「同僚陰に批判する」
[類語]こっそりひそか忍びやかそっと内内うちうち内内ないない遠慮内部内密内輪内幕内裏うちうら内緒内分内聞内情内実秘密

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精選版 日本国語大辞典 「陰に」の意味・読み・例文・類語

いん‐に【陰に】

  1. 〘 副詞 〙 それと気付かれないように。内密に。こっそりと。
    1. [初出の実例]「陽に作善追福を学び陰に算珠を弾じ」(出典:都繁昌記(1837)乞食)
    2. 「陽に拒み、陰(イン)に促して、女は自分の寝仕度を夫に手伝はせる」(出典青年(1910‐11)〈森鴎外〉二二)

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