忍びやか(読み)シノビヤカ

デジタル大辞泉 「忍びやか」の意味・読み・例文・類語

しのび‐やか【忍びやか】

[形動][文][ナリ]人目をはばかって、ひそかに行うさま。動作などが静かで、人目に立たないさま。「忍びやかな足音」「秋の忍びやかな訪れ」
[類語]こっそりひそかそっと内内うちうち内内ないない内部内密内輪内幕内裏うちうら内分内聞内情内実秘密内緒内証隠密おんみつ極秘ごくひ厳秘げんぴ丸秘まるひ機密枢密すうみつ天機機事密事秘事暗部隠し事秘め事みそか事内緒ないしょ秘中の秘みそひそ秘めやか

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精選版 日本国語大辞典 「忍びやか」の意味・読み・例文・類語

しのび‐やか【忍やか】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「やか」は接尾語 ) 動作や音声などが他の注意をひかないようなひそやかなさま。人に聞こえないようにひっそりしたさま。また、人目に立たないようなさま。
    1. [初出の実例]「『あやしの事や』とてしのびやかにわらひ給ふけしきもきこゆ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)楼上上)

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