【築城】ちくじよう(じやう)
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- 城を作る。〔楽府詩集、雑曲歌詞十五、唐、張籍、築城曲〕馬の中古今に曰く、秦の始皇三十二年、讖書(しんしよ)を得たり。云ふ、秦をぼすは胡なりと…
【舗牀】ほしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 床几を設ける。唐・韓〔山石〕詩 牀を鋪き席を拂うて、羹を置けば (それい)(玄米などの粗飯)も亦た我がゑをかしむるに足る字通「舗」の項目を見…
【楚狂】そきよう(きやう)
- 普及版 字通
- 楚の狂者。〔論語、微子〕楚狂接輿(せふよ)、歌ひて孔子を(よぎ)りて曰く、鳳(ほう)や鳳や 何ぞのへたる くは諫むべからず 來(きた)るはほふべし…
【沢梁】たくりよう(りやう)
- 普及版 字通
- 沢に設けて魚をとるやな。〔孟子、梁恵王下〕昔(むかし)王の岐を治むるや、すは九の一(の税)、仕ふるは祿を世にし、關市は(き)(取り調べ)して征…
【川上】せんじよう(じやう)
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- 川のほとり。〔論語、子罕〕子、川の上(ほとり)に在りて曰く、(ゆ)くは斯(かく)の如き夫(かな)、晝夜(ちうや)を舍(お)かず。字通「川」の項目を見る。
【擅場】せんじよう(ぢやう)
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- 一人舞台。唐・杜甫〔冬日、洛城の北に玄元皇帝(老子)に謁す。に呉道子の画ける五聖図有り〕詩 畫手、輩を看るに 生く場を擅(ほしいまま)にす字…
【衣領】いりよう(りやう)
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- 衣のえり。〔南史、王思遠伝〕日匡坐して、りに言笑せず。衣領、整(せいけつ)ならざる無し。字通「衣」の項目を見る。
【逸響】いつきよう(きやう)
- 普及版 字通
- すぐれた音楽。〔文選、古詩十九首、四〕今日、良宴の會 樂、(つぶ)さに陳(の)べし 箏を彈じて、を奮ひ 新聲、妙にしてに入る字通「逸」の項目を…
【印章】いんしよう(しやう)
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- はん。印判。〔後漢書、公孫述伝〕多く天下の牧守の印をし、百官を備置す。字通「印」の項目を見る。
【運掌】うんしよう(しやう)
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- 手のひらの中で動かす。たやすい。〔孟子、公孫丑上〕侯をせしめ天下を(たも)つこと、ほ之れを掌(たなごころ)に(めぐ)らすがごときなり。字通「運」…
【匡佐】きよう(きやう)さ
- 普及版 字通
- すくいたすける。〔晋書、山濤伝〕君、を贊し、皇家を保乂(ほがい)す。匡佐の勳、が倚するなり。司徒の、實にを掌る。故に用(もつ)て授して、以て群…
【匡時】きよう(きやう)じ
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- 時世をただす。〔後漢書、淑伝論〕余~以爲(おも)へらく、出處、君子の大致なり。なるときは、則ちを弘めて以て志を求め、陵夷(りようい)(衰運)な…
【杏林】きよう(きやう)りん
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- 医者の美称。三国の呉の奉は、医療の礼として重症者に五本、軽症者に一本の杏を植えさせた。〔太平広記、十二、奉〕此(かく)の如きこと數年、計十餘…
【狂気】きよう(きやう)き
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- 一般より逸脱した気性。唐・韓〔司門盧四兄雲夫院長の望秋の作に酬ゆ〕詩 雲夫は吾が兄、狂氣り 嗜好は俗と酸鹹(さんかん)を殊にす字通「狂」の項…
【狂奴】きよう(きやう)ど
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- 狂人。〔鶴林玉露、乙三、釣台詩〕子陵(厳武)氣豪(がうまい)、實に人中のなり。故に狂奴のり。字通「狂」の項目を見る。
【享祚】きよう(きやう)そ
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- 天子の位を保つ。〔列子、楊朱〕昔(むかし)堯、僞つて天下を以て許由・善卷に讓らんとし、而も天下を失はず、祚を享くること百年なり。字通「享」の…
【矜競】きようきよう(きやう)
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- 才能をきそう。〔陳書、文学、陸伝〕、嗜慾寡(すく)なく、矜競すること鮮(すく)なく、心を經にばせて晏如(あんじよ)たり。字通「矜」の項目を見る。
【強敵】きよう(きやう)てき
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- つよい敵。〔戦国策、楚一〕勃(ふんばくぼつそ)曰く、吾(われ)堅を被(かうむ)りを執り、強に赴きて死せば、此れほ一卒なるのみ。侯に(はし)らんに(し…
【郷曲】きよう(きやう)きよく
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- 片いなか。〔史記、平準書〕此の時に當り、(法律)にして民富み、役財驕(けういつ)す。或いは豪黨の徒をして、以て曲に武斷するに至る。字通「郷」…
【僵立】きよう(きやう)りつ
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- 直立する。宋・軾〔玲山に登る〕詩 何(いづ)れの年よりぞ、僵立する兩 脊(さうせき)盤盤として、ほに倚(よ)る字通「僵」の項目を見る。
【彊禦】きよう(きやう)ぎよ
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- 強暴で人をうけ容れない。〔詩、大雅、烝民〕矜寡(くわんくわ)をらず 彊禦を畏れず字通「彊」の項目を見る。
【鏡裏】きよう(きやう)り
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- 鏡中。唐・杜甫〔行宮張望~〕詩 鳥、裏に來(きた)り 關山、雲邊に看る字通「鏡」の項目を見る。
【驚愕】きよう(きやう)がく
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- 驚きおそれる。〔戦国策、燕三〕軻秦王をふ。秦王を(めぐ)りて走る。群臣愕す。卒(には)かに不にり、盡(ことごと)く其の度を失ふ。字通「驚」の項目…
【頃筐】けいきよう(きやう)
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- 一方が低いかご。草摘み用。〔詩、周南、巻耳〕卷耳をりるも 頃筐に盈(み)たず 嗟(ああ)我、人を懷(おも)うて 彼の行に(お)く字通「頃」の項目を…
【敬享】けいきよう(きやう)
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- つつしみ祀る。〔礼記、祭義〕君子生きるときは則ちし、死するときは則ち享す。身辱めざらんことを思ふなり。字通「敬」の項目を見る。
【卦象】かしよう(くわしやう)
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- 卦爻の象徴することがら。宋・王安石〔侍郎に上(たてまつ)る書〕斯(こ)れ則ち人、必然の理を(さぐ)り、卦象に寓して以て人事を示し、人の、時を以て…
【嘉奨】かしよう(しやう)
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- おほめ。宋・舜欽〔~韓公行状〕時に河北に蝗旱(くわうかん)あり。~、力抗して賦役を(さ)る。州民(よ)りて以て活をうす。詔して嘉奬せらる。字通「…
【雅量】がりよう(りやう)
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- 広い度量。おっとりした気性。〔晋書、裴秀伝〕裴秀は量弘にして、思心なり。先登庸し、に贊事す。字通「雅」の項目を見る。
【憲章】けんしよう(しやう)
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- 曲章制度、また、則り明らかにする。〔中庸、三十〕仲尼、堯をし、武をす。上は天時に律(のつと)り、下は水土に(よ)る。字通「憲」の項目を見る。
【湖上】こじよう(じやう)
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- 湖のほとり。また、湖の上。唐・盧綸〔吉中孚校書の、楚州の旧山に帰るを送る〕詩 (かぢ)を竝べて湖上にび 檣(ほばしら)をねて中に泊す字通「湖」…
【誇尚】こしよう(しやう)
- 普及版 字通
- ほこり高ぶる。〔晋書、王羲之伝論〕制して曰く、~末代、朴(ぼく)を去りに歸(おもむ)き、牋(せん)を舒(の)べに點じて、爭ひて相ひ誇し、其の工拙を…
【虹梁】こうりよう(りやう)
- 普及版 字通
- うつばり。また、曲橋。宋・姜〔白石道人歌曲、四、惜紅衣〕詞 虹梁水陌 魚浪、香を吹く 紅衣(なか)ば狼(らうぜき)なり字通「虹」の項目を見る。
【函丈】かんじよう(ぢやう)
- 普及版 字通
- 師弟の席の間に、一丈の余地をとる。師長への手紙の脇付に用いる。〔礼記、曲礼上〕(も)し飮の客に非ざれば、則ち席を布くに席、を函(い)る。字通「…
【儀象】ぎしよう(しやう)
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- 手本とする。また、渾天儀。〔韓詩外伝、二〕君子の容色は、天下儀象して之れをむ。字通「儀」の項目を見る。
【推奨】すいしよう(しやう)
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- 推挙。唐・杜甫〔秋日南述懐三十韻〕詩 昔、推獎のを承(う)く 挺生(ていせい)(傑出した)の材に匪(あら)ざるを愧(は)づ字通「推」の項目を見る。
【清商】せいしよう(しやう)
- 普及版 字通
- 五音の商の音。清澄の音。〔韓非子、十過〕(平)曰く、は固(まこと)に最も悲しきかと。師曠曰く、(せいち)に如(し)かずと。字通「清」の項目を見る。
【盛彊】せいきよう(きやう)
- 普及版 字通
- 勢いが強い。〔唐書、回鶻上、回伝〕禮部書李絳奏言す。回鶻((ウイグル))彊にして、北邊なり。一たび風塵を爲せば、則ち卒は抗の夫に非ず、は守ら…
【昌披】しよう(しやう)ひ
- 普及版 字通
- しまりがない。猖披、猖被。〔楚辞、離騒〕彼の堯・の耿介(かうかい)なる にに(したが)つて路を得たり 何ぞ・紂の昌披なる 夫(そ)れ唯だ捷徑以て…
【商歌】しよう(しやう)か
- 普及版 字通
- さびしい調子の歌。〔淮南子、氾論訓〕夫(そ)れ百里奚の牛、伊尹(いゐん)の鼎、太の鼓刀(料理)、戚の歌、其の美存するり。字通「商」の項目を見る。
【晶瑩】しよう(しやう)えい
- 普及版 字通
- 光がさえてすきとおる。唐・元〔鶯鶯伝〕嬌屋融冶、~曩時(なうじ)(さきごろ)の端と、復(ま)た同じからず。是の夕、旬日なり。斜晶瑩にして、幽輝(…
【象似】しよう(しやう)じ
- 普及版 字通
- 形を似せる。〔歴代名画記、二、顧(之)・陸(探微)・張(僧)・呉(道玄)の用筆を論ず〕國の玄は、古今獨、に・陸を見ず、後に來無し。~衆は皆…
【象服】しよう(しやう)ふく
- 普及版 字通
- 儀礼用の文様のある服。〔詩、風、君子偕老〕象も是れ宜(ふさ)はし 子(し)の不淑(ふしゆく)なる(なくなられた) 云(ここ)に之れを如何(いかん)せ…
【傷害】しよう(しやう)がい
- 普及版 字通
- 傷つける。そこなう。〔漢書、趙充国伝〕今、馬肥え、糧方(まさ)に饒(ゆた)かなり。之れをつも、らくは傷すること能はざらん。字通「傷」の項目を見…
【鉦鼓】しよう(しやう)こ
- 普及版 字通
- 鉦と太鼓。軍楽に用いる。〔後漢書、光武帝紀上〕に之れを圍むこと數十重、列營百數・雲車十餘、中を瞰臨す。~鉦鼓の聲、數百里に聞ゆ。字通「鉦」…
【彰聞】しよう(しやう)ぶん
- 普及版 字通
- 世に知れ渡る。〔書、泰誓中〕家をして仇を作(な)し、を脅(おびや)かして相ひ滅す。無辜(むこ)(罪無きもの)天を(よ)び、穢(わいとく)聞す。字通「…
【賞詠】しよう(しやう)えい
- 普及版 字通
- 鑑賞する。めでうたう。〔宣和画譜、山水二、許道寧〕にに學を去し、行筆易、風度はる。張士、一見して賞詠すること久し。因りてるに歌を以てす。字…
【賞適】しよう(しやう)てき
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- 心にめで楽しむ。〔北史、陽休之伝〕にして煩を樂しまず。~(つね)に人に謂ひて曰く、此の官は實に自らなるも、但だ煩劇(はんげき)にして、吾が賞を…
【餉運】しよう(しやう)うん
- 普及版 字通
- 食糧輸送。〔宋史、奎伝〕淮南轉副となり、江淮にさる。發を制置し、漕河をし、三堰を廢し、以て餉にす。字通「餉」の項目を見る。
【沙上】さじよう(じやう)
- 普及版 字通
- 沙の上。唐・李白〔崔八丈の水亭を過(よぎ)る〕詩 猿嘯(ゑんせう)、風中に斷え 漁歌、裏に聞(きこ)ゆ (しづ)かに白に隨ひて去り 沙上、自ら群を…
【匠成】しよう(しやう)せい
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- つくりあげる。〔抱朴子、学〕中興、今に在りて、~惟(こ)れ新たならんことを。~庶を陶冶(たうや)し、翹秀(げうしう)を匠し、積埃(せきあい)を汰(た…