こ‐の‐こうべ(‥かうべ)【兄部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「こうべ」は「かみべ(上部)」の変化した語。「子の上部(かみべ)」の意 )① かしらとなる人。主として、力仕事にあたる力者(りきしゃ)…
かんぬし‐べ【神主部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「かむぬしべ」と表記 ) 神職の人々。禰宜(ねぎ)や内人(うちびと)等の集団。[初出の実例]「天(あま)つ祝詞(のりと)の太祝詞(ふとのりと…
ぐんれい‐ぶ【軍令部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 旧日本海軍の作戦用兵に関する中央統率機関。天皇に直属し、軍令部総長を長官とする。昭和八年(一九三三)海軍軍令部に代わって設置。陸…
こうおん‐ぶ(カウオン‥)【高音部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 音楽で、高音に属する音域。主に、高音部記号によって示された音域をいう。〔洋楽手引(1910)〕
ていおん‐ぶ【低音部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 音楽で低音に属する声部や音部。ピアノの左手で演奏する部分。伴奏部のこと。〔音楽字典(1909)〕
てん‐ぶ【天部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 仏語。欲界六天以上、色界、無色界の諸天をはじめ、日月星宿・龍・阿修羅・閻魔王、あるいは薬師十二神将などの総称。[初出の実例]「そも…
じゅん‐ぶ【準部】
- 精選版 日本国語大辞典
- =ジュンガル
しな‐べ【品部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 大化前代、大和政権に貢納・奉仕した部集団の総称。特定の職能をもって宮に奉仕する人民の集団。それぞれ伴造(とものみやつこ)に率いら…
じょうざ‐ぶ(ジャウザ‥)【上座部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 部派仏教の長老派のこと。ブッダの死後、一〇〇~二〇〇年後頃に起こった教団の分裂で生まれた二派のうち、戒律・伝統を厳格に守ろうとし…
しんぞう‐ぶ(シンザウ‥)【心臓部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 心臓のある部位。[初出の実例]「医者は斯う云ったが又一筒の注射を心臓部(シンザウブ)に試みた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉雨…
め‐ぶ【馬部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 令制で、左右の馬寮に属し、馬の世話をする伴部。馬を飼育する戸(馬飼造戸)から上番する。定員各六〇人。平安末期になると禁中に詰め…
よう‐ぶ(エウ‥)【要部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 だいじな所。重要な部分。必要な部局。[初出の実例]「体の要部は頭、胸、臀の三部にして」(出典:博物学階梯(1877)〈中川重麗訳〉)
みんせい‐ぶ【民生部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 人口二五〇万以上の道府県で、社会福祉・社会保障に関する事項を所掌する部局。
はふり‐べ【祝部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 「はうりべ」とも )① =はふり(祝)[初出の実例]「古記云。問。祝部何人。答。取二神戸之内一」(出典:令集解(701)職員)② 皇太神宮…
ぶ‐ぞく【部属】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 部に分けること。また、部に分けてその中に所属すること。[初出の実例]「次で議長は部属を定むることを告げ」(出典:東京日日新聞‐明治…
にしごり‐べ【錦織部・錦部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =にしごり(錦織)[ 一 ]①
に‐ぶ【二部】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 書物のふたそろい。また、二冊。[初出の実例]「授二二部大曼荼羅法、百余部秘蔵一」(出典:性霊集‐序(835頃))② ふたつの部分。ふたつ…
準部 じゅんぶ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →ジュンガル
解部 ときべ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代、争訟の糾問・罪状審査にあたった下級官人。690年(持統天皇4)刑部省(ぎょうぶしょう)に100人配置。養老令の職員令(しきいんりょう)では刑部省…
舎人部 とねりべ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 大化前代、舎人の出仕に必要な物資の負担者として設置された部。地方出身の舎人は主として東国の国造(くにのみやつこ)級豪族の子弟で構成されたが、…
祝部 はふりべ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 古代の下級神職。「はふり」は罪穢(けがれ)を放(はふ)る意。令(りょう)制では国司が神戸(かんべ)のなかから簡定してあたらせ、適材がないか、または…
せいぶ【声部】
- 改訂新版 世界大百科事典
品部 しなべ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
りぶ【吏部】
- 改訂新版 世界大百科事典
ぶたいぶ【舞台部】
- 改訂新版 世界大百科事典
久米部 くめべ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代の部民の一つ。伴造久米直 (くめのあたえ) に率いられ大伴氏の支配下で軍事や宮廷の警衛を司った部。畝傍山以西の川辺や難波来目邑などに居住し…
錦織部 (にしごりべ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 錦部とも書く。大陸系の技術により錦,綾の織成に従事した大和朝廷の職業部。《日本書紀》仁徳41年条に石川錦織首許呂斯の名が見え,雄略7年条に百済…
ちゅうしんぶ【中心部】
- 改訂新版 世界大百科事典
みぶべ【乳部】
- 改訂新版 世界大百科事典
陶部 すえべ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 大化以前に須恵 (陶) 器の生産に従事した部民。『日本書紀』雄略天皇7年条には,東漢直掬 (やまとのあやのあたいつか) に命じて,新漢陶部高貴 (いま…
雪山部 せっせんぶ Haimavata
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 部派仏教の一つの名称。上座部の系統から出た。仏滅後 300年頃,上座部から説一切有部が分れ出てから上座部はヒマラヤ山 (→雪山 ) に移った部衆によ…
部曲 ぶきょく bu-qu
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 中国,秦,漢代では「部」「曲」の語はともに軍隊の構成単位。やがて「部曲」と連ねて部隊,兵士,部下という意味に使われるようになった。六朝では…
法蔵部 ほうぞうぶ Dharmaguptaka
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドの仏教教団分裂によって生じた一部派の名。紀元前2世紀初期頃の成立と推定。思想内容の詳細は不明だが,五蔵説を主張したこと,あるいは仏塔信…
弓削部 ゆげべ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代の部民。弓の製作を職とした。本拠は河内 (大阪府) であったが,吉備 (岡山県) ,丹波 (京都府) ,出雲 (島根県) などにも広く分布していた。
【部曲】ぶきよく
- 普及版 字通
- 郷村の組の組織。軍の部隊。また、私有の軍。所管の奴婢。〔三国志、魏、伝〕、景王(司馬師)に言ひて曰く、孫に沒し、大臣未だ附かず。の名宗大族…
【部属】ぶぞく
- 普及版 字通
- 部下。字通「部」の項目を見る。
【部秩】ぶちつ
- 普及版 字通
- 書の分類次第。部帙。〔顔氏家訓、治家〕人の典を借るときは、皆須(すべか)らく愛すべし。~或いは几案に狼(らうぜき)し、部秩を散するらば、多く幼…
【丙部】へいぶ
- 普及版 字通
- 子書。字通「丙」の項目を見る。
丙部 bǐngbù
- 中日辞典 第3版
- [名](中国古典の図書分類法)子部.
部标 bùbiāo
- 中日辞典 第3版
- [名]各省庁(“部”)が発布した基準.
部长 bùzhǎng
- 中日辞典 第3版
- [名]1 (中央政府の)大臣,長官.▶“部”は日本の「省」に相当する.外交~/外務大臣.2 (企業・組織などの)部長.▶“部”…
教育部 Jiàoyùbù
- 中日辞典 第3版
- [名]<政治>教育部.▶日本の文部科学省に相当.
说部 shuōbù
- 中日辞典 第3版
- [名]<旧>小説・逸聞の類.
掩蔽部 yǎnbìbù
- 中日辞典 第3版
- [名]<軍事>敵の砲火を避けるためにつくられた掩蔽(えんぺい)施設.シェルター.
かたりべ【語り部】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a storyteller; a (professional) reciter原爆体験の語り部として各地を回っているHe goes around to various places telling people about his pers…
四部 しぶ
- 日中辞典 第3版
- 四部sì bù,分四部分fēn sì bùfen.四部合唱四部合唱sìbù héchàng;四重唱s…
さんぶ【三部】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- three parts三部に分かれたtripartite三部作成の契約書a tripartite indenture三部合奏をするplay a trio三部合唱a chorus in three parts; a trio (…
西浦部にしうらべ
- 日本歴史地名大系
- 長崎県:南松浦郡浦部島西浦部中世にみえる広域通称名で、浦部島の西部にあたる。西浦目(にしうらめ)とも記され、西浦ともいう。正安四年(一三〇…
品部 しなべ
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- 「ともべ」とも。朝廷により組織された特殊な部。大化前代の品部は,「日本書紀」垂仁39年条の伝承にある楯部(たてぬいべ)・神弓削部(かむゆげべ)・…
きょうよう‐ぶ〔ケウヤウ‐〕【教養部】
- デジタル大辞泉
- 大学で、主として一般教育を教えるために設けた組織。専門の学部と別建てで、学生は入学後2年または1年半の間所属する。教養学部を兼ねる例もある。