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弓削部 ゆげべ

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

弓削部
ゆげべ

古代の部民。弓の製作を職とした。本拠は河内 (大阪府) であったが,吉備 (岡山県) ,丹波 (京都府) ,出雲 (島根県) などにも広く分布していた。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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デジタル大辞泉の解説

ゆげ‐べ【部】

大化前代、弓の製作を職掌として朝廷に仕えた品部(しなべ)。その一部は、律令制兵部省造兵司に属する雑戸(ざっこ)となった。

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大辞林 第三版の解説

ゆげべ【弓削部】

大化前代、弓を作ることを職業として大和政権に奉仕した品部しなべ

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

弓削部
ゆげべ

古代の部(べ)の一種。朝廷に直属して、文字どおり弓の製作にあたった技術者集団である。『日本書紀』綏靖(すいぜい)天皇即位前紀に「弓部稚彦(ゆげべのわかひこ)をして弓を造らしむ」とあるのは、その職掌を神話的に表現したものであろう。弓削部の分布は、丹波(たんば)、出雲(いずも)、吉備(きび)などにみえるが、その中心は弓削部の伴造(とものみやつこ)とみられる弓削氏の本拠、河内(かわち)国若江(わかえ)郡弓削郷(大阪府八尾(やお)市)付近に比定される。あるいは、倭(やまと)王権にとって必須(ひっす)の弓の大部分は、各地から貢納された原材料と番上した人員により、河内弓削の地で生産されたのであろうか。なお弓削部は、令制(りょうせい)において、兵部(ひょうぶ)省造兵司雑工戸(ざっこうべ)の雑戸に編入され存続したとみられる。[大橋信弥]

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