鯨湾 くじらわん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
くじら‐じる〔くぢら‐〕【鯨汁】
- デジタル大辞泉
- 鯨の脂肪層の肉を入れて仕立てた味噌汁。すす払いの夜に食べるとされる。《季 冬》
くじら‐のし〔くぢら‐〕【鯨熨=斗】
- デジタル大辞泉
- 鯨の筋肉を打ってのばし、乾燥させたもの。酢に漬けたり吸い物にしたりして食べる。福岡県博多の名産。
げいし【鯨志】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の動物学書。1巻。梶取屋かんとりや治右衛門(山瀬春政)著。宝暦8年(1758)成立。同10年刊。鯨の名義と用途などを、挿絵入りで古来からの…
ざとう‐くじら〔‐くぢら〕【座頭鯨】
- デジタル大辞泉
- 《形が座頭の持つ琵琶に似ているところから》ナガスクジラ科の哺乳類。全長19メートルに達するヒゲクジラ。背が盛り上がり、ずんぐりした体形で、頭…
さらし‐くじら〔‐くぢら〕【×晒し鯨】
- デジタル大辞泉
- 鯨の尾羽おばや皮を薄く切り、熱湯をかけて脂肪分を除き、冷水にさらしたもの。酢味噌あえや味噌汁の具などにする。《季 夏》
つち‐くじら〔‐くぢら〕【×槌鯨】
- デジタル大辞泉
- アカボウクジラ科の哺乳類。中形のハクジラで、口吻こうふんが長く、頭部の形が木槌に似る。北太平洋に分布。
ほっきょく‐くじら〔ホクキヨクくぢら〕【北極鯨】
- デジタル大辞泉
- セミクジラ科のヒゲクジラ。体長15~18メートル。全身黒色で顎あごの部分は白い。頭部が大きく、湾曲した顎をもち、ひげの長さは4メートルにもなる。…
くじらおどり【鯨踊】
- 改訂新版 世界大百科事典
くじらおび【鯨帯】
- 改訂新版 世界大百科事典
【鯨猾】げいかつ
- 普及版 字通
- 巨悪。字通「鯨」の項目を見る。
【鯨面】げいめん
- 普及版 字通
- 黥(いれずみ)の面。字通「鯨」の項目を見る。
【石鯨】せきげい
- 普及版 字通
- 石造の鯨。字通「石」の項目を見る。
【巨鯨】きよげい
- 普及版 字通
- 大きな鯨。〔抱朴子、金丹〕雷霆を聞きて布鼓の陋を覺り、鯨を見て寸介の細を知る。字通「巨」の項目を見る。
ごんどうくじら【▲巨頭鯨】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- a blackfish
鯨遺跡くじらいせき
- 日本歴史地名大系
- 愛媛県:越智郡弓削町上弓削村鯨遺跡[現]弓削町上弓削 鯨弓削島の北端、鯨(くじら)集落の西北隅にある鯨薬師の東北部を占める台地上で、第二次世…
ごとう‐くじら〔ゴタウくぢら〕【五島鯨】
- デジタル大辞泉
- ゴンドウクジラの別名。
しろ‐くじら〔‐くぢら〕【白鯨】
- デジタル大辞泉
- 1 白色の鯨。2 コククジラからとった鯨ひげ。白い色で美しく、かご目に編んで、汗衫かざみや袋物などにする。3 ⇒シロイルカ
はくげい【白鯨】
- デジタル大辞泉
- 《原題Moby Dick》メルビルの長編小説。1851年刊。巨大な白鯨に片足を食い切られて復讐を誓った捕鯨船船長エイハブが、白鯨との死闘の末に船もろとも…
くじら‐おび〔くぢら‐〕【鯨帯】
- デジタル大辞泉
- 昼夜帯ちゅうやおびのこと。鯨の黒い背と白い腹の感じに似ているところからの名。
くじら‐ざし〔くぢら‐〕【鯨差(し)】
- デジタル大辞泉
- 「鯨尺」に同じ。
くじら‐もり〔くぢら‐〕【鯨×銛】
- デジタル大辞泉
- 鯨を捕獲するのに用いる銛。ロープがついた平頭へいとう銛を捕鯨砲から発射する。かつては手に持って投げた。
くじらいわ〔くぢらいは〕【鯨岩】
- デジタル大辞泉
- 又吉栄喜の長編小説。平成15年(2003)刊行。在日米軍に土地を接収された沖縄の軍用地主とその周辺の人々の姿をシリアスかつユーモラスに描く。
酔鯨
- デジタル大辞泉プラス
- 高知県、酔鯨(すいげい)酒造株式会社の製造する日本酒。全国新酒鑑評会で金賞の受賞歴がある。
しお‐くじら(しほくぢら)【塩鯨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鯨のあぶら身を塩漬けにした食品。薄く切って熱湯をかけたあと、冷水にさらして酢みそなどで食べる。さらしくじら。[初出の実例]「水無月…
くじら‐み(くぢら‥)【鯨身】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 芝居の小道具の一つ。鯨の鬚(ひげ)に銀紙を張って、本物の刀のように見せかけたもの。また、その材料となる鯨の鬚。鯨。[初出の実例]「く…
くじら‐むく(くぢら‥)【鯨無垢】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 和服の色や配色についての名称。黒色と白色の両面の無地(むじ)をいう。また、表と裏が異なった無地のきもの。[初出の実例]「間にあさぎの…
くじら‐もく(くぢら‥)【鯨目】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 哺乳類に属する目の名。生涯を水中で過ごし、ハクジラ類とヒゲクジラ類の二亜目に分けられる。無毛で、前肢は鰭状となり、後肢は退化して…
かい‐げい【海鯨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鯨(くじら)をいう。〔日葡辞書(1603‐04)〕
あかぼう‐くじら(あかバウくぢら)【赤坊鯨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 アカボウクジラ科の哺乳類。体長は六メートル前後。体形は紡錘形で、体色は褐色、灰黒色など種々ある。口がアヒルのくちばしのように突き…
五島鯨 (ゴトウクジラ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 動物。マイルカ科ゴンドウクジラ属のハクジラの総称。ゴンドウクジラの別称
似鯨 (ニタリクジラ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 動物。ナガスクジラ科のクジラの一種
鯨類 げいるい
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- →クジラ
鯨組 くじらぐみ
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 鯨猟を目的とする漁民の組織。日本の鯨猟は背美鯨 (セミクジラ ) を対象とするもので,17世紀の初め (慶長年間) 紀州の和田頼元によって銛突きの法が…
鯨座 くじらざ
- 日中辞典 第3版
- 〈天文〉鲸鱼座Jīngyú Zuò.
【長鯨】ちよう(ちやう)げい
- 普及版 字通
- 大きな鯨。唐・杜甫〔飲中八仙歌〕詩 左相(李適之)日興(毎日の酒興)に、錢を費やす 飮むこと、長鯨の百川をふが如し字通「長」の項目を見る。
【鯨鐘】げいしよう
- 普及版 字通
- 釣鐘。字通「鯨」の項目を見る。
鰯鯨 いわしくじら
- 日中辞典 第3版
- 〈動物〉鳁鲸wēnjīng.
座頭鯨 ざとうくじら
- 日中辞典 第3版
- 〈動物〉座头鲸zuòtóujīng.
くじら‐とり〔くぢら‐〕【鯨取り】
- デジタル大辞泉
- 鯨を捕らえること。また、それを職業とする人。捕鯨。いさなとり。
かつお‐くじら〔かつをくぢら〕【×鰹鯨】
- デジタル大辞泉
- ⇒似鯨にたりくじら
くじら‐ざ(くぢら‥)【鯨座】
- 精選版 日本国語大辞典
- 黄道帯のうお・おひつじの二星座の南に隣接する大きな星座。ギリシア神話でアンドロメダ姫を襲う化け物クジラに見立てる。中央部のオミクロン星は長…
くじら‐りょう(くぢらレフ)【鯨猟・鯨漁】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 鯨を捕獲すること。また、その捕え方。くじらとり。捕鯨(ほげい)。[初出の実例]「二年半以前本国イギリスを鯨猟のため出帆」(出典:随筆…
より‐くじら(‥くぢら)【寄鯨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 負傷したり死んだりして海辺へ漂着した鯨。[初出の実例]「さいまつりふりてや年もより鯨〈自笑子〉」(出典:俳諧・崑山土塵集(1656)一…
こ‐くじら(‥くぢら)【小鯨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =こくくじら(克鯨)
きょ‐げい【巨鯨】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ひじょうに大きな鯨(くじら)。[初出の実例]「巨鯨の潮を吸ふが如く、立どころに七碗を傾く」(出典:東京新繁昌記(1874‐76)〈服部誠一〉…
赤坊鯨 (アカボウクジラ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Ziphius cavirostris動物。アカボウクジラ科のクジラ
赤帽鯨 (アカボウクジラ)
- 動植物名よみかた辞典 普及版
- 学名:Ziphius cavirostris動物。アカボウクジラ科のクジラ
より‐くじら〔‐くぢら〕【寄(り)鯨】
- デジタル大辞泉
- 死んだり弱ったりして、海岸に漂着したクジラ。
くじらかん【鯨羹】
- 和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典
- 和菓子の一種。黒・白2色の寄せ物を黒が上、白が下になるように合わせたもの。黒はごまや粉末にした昆布、白は道明寺粉などを用いて作る。◇くじらの…