さん‐せき【三蹟/三跡】
- デジタル大辞泉
- 平安中期の三人の能書家。また、その筆跡。小野道風・藤原佐理ふじわらのすけまさ・藤原行成ふじわらのゆきなり。道風の筆跡を野跡やせき、佐理のを…
さんぞうし〔サンザウシ〕【三冊子】
- デジタル大辞泉
- 江戸中期の俳論書。3冊。服部土芳はっとりとほう著。元禄15年(1702)成立、安永5年(1776)刊。「白冊子」「赤冊子」「忘れ水(黒冊子)」の3部から…
さんた【三太】
- デジタル大辞泉
- 1 江戸時代、丁稚でっち・小僧の通称。三太郎。2 愚鈍な者をいう擬人名。三太郎。3 犬が前足を上げ、後ろ足で立つ芸。ちんちん。「犬に―させて遊…
さん‐た【三多】
- デジタル大辞泉
- 文章上達に必要な三つの条件。多く読むこと、多く作ること、多く推敲すいこうすること。
さん‐たい【三体】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの物体。三つの形体。2 書道で、楷・行・草の三つの書体。3 華道で、真・行・草の3種の生け方。4 能で、物まねの基本となる三つの姿。老体…
さん‐だい【三▽諦】
- デジタル大辞泉
- 《「さんたい」とも》仏語。天台宗で、実相の真理を明かすものとして考えられた空・仮け・中の三つの真理。すべての存在は空無なものであるとする空…
さん‐だいじ【三大寺】
- デジタル大辞泉
- 古代、朝廷の尊崇を受けた三つの寺。大安寺(大官大寺)・元興寺(飛鳥寺)・弘福寺ぐふくじ(川原寺)。のち薬師寺を加えて四大寺とよぶ。
さん‐だいぶ【三大部】
- デジタル大辞泉
- 教義のよりどころとされる三つの大部な経典。1 天台宗で、智顗ちぎ著の法華玄義・法華文句・摩訶止観まかしかん。法華三大部。2 律宗で、道宣著の…
さん‐たっとく【三達徳】
- デジタル大辞泉
- 《「礼記」中庸から》時代や身分を超えて、どんな場合にも通じる三つの徳。智・仁・勇をさす。
さん‐たん【三炭】
- デジタル大辞泉
- 茶の湯で、初炭しょずみ・後炭ごずみ・立炭たちずみの三度の炭手前すみてまえ。
さん‐ぶ【三部】
- デジタル大辞泉
- 1 三つの部分。三つの部門。2 密教で、胎蔵界を分けた、仏部・蓮華部・金剛部。また、金剛界・胎蔵界・蘇悉地そしつじ。台密では胎蔵界・金剛界・…
さんぶつ‐じ【三仏寺】
- デジタル大辞泉
- 鳥取県東伯郡三朝みささ町にある天台宗の寺。山号は三徳山。慶雲3年(706)役えんの小角おづのの創建と伝える。嘉祥2年(849)円仁が再興。古くから…
さん‐ぼん【三▽品】
- デジタル大辞泉
- 1 仏語。上下・優劣などの階位を示す、上品・中品・下品の三つ。2 親王しんのうの位階の第三位。3 中国・日本の位階の第三位。三位。
さん‐みつ【三密】
- デジタル大辞泉
- 1 密教で、身・口く・意の三業さんごう。手に印を結ぶ身密、口に真言を唱える口密くみつ、心に本尊を観念する意密。2 感染症の蔓延を防ぐために、…
さん‐もんと【三門徒】
- デジタル大辞泉
- 越前国(福井県)に行われた真宗の一派。本願寺3世覚如の門弟如導と、その法門を伝えた道性・如覚の三人の法義を信奉。のちに真宗十派のうちの三門徒…
さん‐りゃく【三略】
- デジタル大辞泉
- 古代中国の兵法書。上略・中略・下略の3巻からなる。漢の張良が、黄石公から授けられたといわれるが、後漢以後の著作。→六韜りくとう
しち‐さん【七三】
- デジタル大辞泉
- 1 物を7対3の割合で分けること。「利益は七三に配分する」2 髪の毛を左右に7分3分のところから分けること。七三分け。「髪を七三に分ける」3 歌舞…
さん‐たく【三択】
- デジタル大辞泉
- 選択肢が三つあること。また、その三つのうち、どれか一つを選ぶこと。「三択問題」
三低
- 知恵蔵
- 女性が結婚相手に望む理想の男性像で「低姿勢、低依存、低リスク」の略。消費社会研究家で評論家の三浦展(あつし)が、著書『非モテ!――男性受難の時代…
葛三 (かっさん)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ⇒倉田葛三(くらた-かっさん)
三勝 (さんかつ)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- ?-1696* 江戸時代前期の女舞芸人。元禄(げんろく)8年12月7日,大坂千日寺の墓地で馴染(なじ)み客の赤根屋半七と心中。同年冬にはこの事件が歌舞伎「…
三太 (さんた)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 青木茂の児童文学の主人公。山梨県道志村にすむ,わんぱくだがあかるく,にくめない少年。担任の花荻(はなおぎ)先生が大すき。敗戦直後,「赤とんぼ」に…
三八 (さんぱち)
- デジタル版 日本人名大辞典+Plus
- 1752-? 江戸時代中期の漂流民の子。宝暦2年ロシアのヤクーツク生まれ。父三之助は,延享元年遭難して千島列島に漂着した陸奥(むつ)佐井村(青森県)の…
三好学【みよしまなぶ】
- 百科事典マイペディア
- 植物生理学者,植物生態学者。岐阜の生れ。東大植物学科を卒業。ライプチヒ大学で学び,帰国後東大教授。近代的な植物生理学・生態学を紹介した。天…
三峡【さんきょう】
- 百科事典マイペディア
- 中国,四川・湖北省境の巫山(ふざん)(楚西山地とも)を長江が浸食して作った峡谷。四川省奉節県から湖北省宜昌県までの全長204kmの間にある瞿塘峡・…
三蹟【さんせき】
- 百科事典マイペディア
- 平安初期の三筆に対し,中期の3人の能書家,小野道風・藤原佐理(すけまさ)・藤原行成をいう。
三筆【さんぴつ】
- 百科事典マイペディア
- 平安初期の3人の能書家,嵯峨天皇・空海・橘逸勢(はやなり)をいう。これにならったものに黄檗(おうばく)(黄檗宗)の三筆(隠元・木庵・即非),寛…
三方【さんぼう】
- 百科事典マイペディア
- 供物用の台。方形の折敷(おしき)に,3方に穴(刳形(くりかた))のある台を取り付けたもので,穴のないほうが表。ヒノキの白木製が正式。神仏に物を…
第三 だいさん
- 日中辞典 第3版
- 1〔3番目〕第三dì-sān.2〔当事者以外の〕局外júwài,第三dìsān.第三アルコール叔醇shūch…
三塩基 さんえんき
- 日中辞典 第3版
- 〈化学〉三碱(价)sānjiǎn(jià),三元sānyuán.三塩基酸三元酸sānyuánsuān;三…
三色 さんしょく
- 日中辞典 第3版
- 1〔3種の色〕三种颜色sān zhǒng yánsè.2〔三原色〕三种原色sān zhǒng yuáns&…
三寸 さんずん
- 日中辞典 第3版
- 三寸sān cùn.胸~三寸に納める|藏在心中.舌先~三寸で丸め込む|凭píng口才进行拉拢lālong;进行…
三世 さんぜ
- 日中辞典 第3版
- 1〈仏教〉三世sānshì,三生sānshēng.2〔3代〕三代sān dài,三辈sān bèi.三世相相…
三体 さんたい
- 日中辞典 第3版
- 1〔書道の〕三体sāntǐ.2〔能の〕三种形象sān zhǒng xíngxiàng.
三等親 さんとうしん
- 日中辞典 第3版
- →さんしんとう(三親等)
三悪道 さんまくどう
- 日中辞典 第3版
- 〈仏教〉三恶道sān'èdào.
三八 sānbā
- 中日辞典 第3版
- [形]<方>おかしい.間抜けである.▶女性に用いることが多い.
三国 Sān Guó
- 中日辞典 第3版
- [名]<歴史>三国.後漢の末に興った魏・蜀・呉の総称.《~演义yǎnyì》/『三国志演義』
三居室 sānjūshì
- 中日辞典 第3版
- [名]3LDK(の住宅).
三明治 sānmíngzhì
- 中日辞典 第3版
- [名]<料理>サンドイッチ.
三七 sānqī
- 中日辞典 第3版
- [名]1 <植物>サンシチニンジン.2 <中薬>三七(さんしち).▶サンシチニンジンの根塊.止血剤に用いる.“田七tiánqī”と…
mitsú-órí, みつおり, 三つ折り
- 現代日葡辞典
- (<…4+óru) Dobrado em três.Binsen o ~ ni suru|便箋を三つ折りにする∥Dobrar o papel de carta em três.
sańjū́-shō[úu], さんじゅうしょう, 三重唱
- 現代日葡辞典
- O trio;o trecho musical para três vozes.
sańsṓ2, さんそう, 三相
- 現代日葡辞典
- 【Ele(c)tri.】 Três fases.◇~ kōryū三相交流Uma corrente alternada trifásica.
瘪三 biēsān
- 中日辞典 第3版
- [名]<方>ごろつき.チンピラ.
さんじゅう 三十
- 小学館 和伊中辞典 2版
- trenta(男) ¶30年|trent'anni ¶約30人の学生|una trentina di studenti ¶30歳の人|trentenne ¶2時30分に|alle due e meẓẓo [trenta] ¶30番目の|…
さんとう 三等
- 小学館 和伊中辞典 2版
- (船などの)terza classe(女);(順位)terzo posto(男) ¶彼は100メートル競走で3等になった.|È arrivato terzo nei 100 metri piani. ¶彼は宝くじで3…
さんばい 三倍
- 小学館 和伊中辞典 2版
- triplo(男) ◇三倍の 三倍の さんばいの triplo ¶3倍にする|triplicare ¶三倍になる|triplicarsi ¶15は5の3倍である.|15 è il triplo di 5. ¶3倍…
三度
- 小学館 和西辞典
- tres veces, en tres ocasiones三度の飯より映画が好きだ|Me gusta el cine más que las tres comidas del día.三度目の正直 ⸨諺⸩A l…
三毛 Sān Máo
- 中日辞典 第3版
- <中国の人名>1943~91三毛(さんもう)・(サンマオ).重慶生まれ,台湾育ちの女性作家.世界各地の生活・旅行記がベストセラーに.代表作に『サハラ…