三大部(読み)サンダイブ

デジタル大辞泉 「三大部」の意味・読み・例文・類語

さん‐だいぶ【三大部】

教義のよりどころとされる三つの大部な経典。
1 天台宗で、智顗ちぎ著の法華玄義・法華文句・摩訶止観まかしかん。法華三大部。
2 律宗で、道宣著の四分律行事鈔・四分律羯磨疏かつまそ・四分律戒本疏。
3 日蓮宗で、立正安国論・観心本尊抄・開目鈔。

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精選版 日本国語大辞典 「三大部」の意味・読み・例文・類語

さん‐だいぶ【三大部】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。教義のよりどころとされる三つの大部の経典。天台宗では、天台大師の著「法華経玄義」「法華経文句」「摩訶止観」。律宗では、南山律師の著「四分律行事鈔」「四分律羯磨疏」「四分律戒本疏」。日蓮宗では「観心本尊抄」「開目抄」「立正安国論」をいう。
    1. [初出の実例]「震旦国に鑒真和尚と云し人玄義文句止観の三大部を持て本朝へ渡りしに」(出典:延慶本平家(1309‐10)一本)

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