「細胞」の検索結果

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さいぼう‐がく(サイバウ‥)【細胞学】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 細胞の形態や機能などを研究する生物学の一分科。細胞説によって発展し、形態学・遺伝学・生理学・生化学などの研究分野を含む。現在では…

さいぼう‐ぶんれつ(サイバウ‥)【細胞分裂】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙① 細胞が二個の新しい細胞に分かれること。細胞の増殖法で、細胞分裂の結果生じた細胞を嬢細胞(じょうさいぼう)、もとの細胞を母細胞とい…

さいぼう‐ゆうごう(サイバウユウガフ)【細胞融合】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 細胞と細胞が結合して隔壁が消失し一つになること。天然には、受精、筋細胞の分化の際などにみられる。動物ウイルスの中には、細胞を高頻…

がん‐さいぼう(‥サイバウ)【癌細胞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 癌の本態をなす有害な細胞。[初出の実例]「癌細胞の分裂する速度とくると、こいつは驚くばかりで」(出典:ホーデン侍従(1949)〈尾崎士…

ざっしゅ‐さいぼう(‥サイバウ)【雑種細胞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 強力な細胞融合活性を持つ物質を用いて、同種または異種の細胞を人為的に融合させて得たもの。それぞれの細胞の異なる機能を一つにまとめ…

しげん‐さいぼう(‥サイバウ)【始原細胞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 高等植物の生長点の先端を形成する一群の細胞。細胞間に受精卵と同様に分化がみられず、常に分裂を続け細胞を新生する。

ゆうり‐さいぼう(イウリサイバウ)【遊離細胞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 結合した組織を作らずに体内を移動する細胞。血液・リンパ液・生殖細胞など。

ぼう‐さいぼう(‥サイバウ)【棒細胞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 脊椎動物の網膜を構成する視細胞の一型。棒状で視紅(しこう)が含まれ、薄暗い所での視覚をつかさどる。夜行性の動物の網膜に多い。桿状体…

ひまん‐さいぼう(‥サイバウ)【肥満細胞】

精選版 日本国語大辞典
〘 名詞 〙 脊椎動物の結合組織中に広く分布する卵形・円形の細胞。特に毛細血管に沿って多い。細胞内に好塩基性顆粒をもち、細胞表面に免疫グロブリ…

さいぼうきかん【細胞器官】

改訂新版 世界大百科事典

いとうさいぼう【伊東細胞】

改訂新版 世界大百科事典

くろーんさいぼう【クローン細胞】

改訂新版 世界大百科事典

きょうせんさいぼう【胸腺細胞】

改訂新版 世界大百科事典

多細胞 たさいぼう

日中辞典 第3版
多细胞duō xìbāo;多细胞生物duō xìbāo shēngwù.

―タンニン細胞 タンニンさいぼう

日中辞典 第3版
〈植物〉鞣质细胞róuzhì xìbāo.

卵細胞 らんさいぼう

日中辞典 第3版
〈生物〉卵细胞luǎnxìbāo.

イーエスさいぼう【ES細胞】

プログレッシブ和英中辞典(第4版)
an embryonic stem cell

かんさいぼう【幹細胞】

プログレッシブ和英中辞典(第4版)
a stem cell胚性幹細胞[ES細胞]embryonic stem cells人工多能性幹細胞[iPS細胞]induced pluripotent stem cells

カーティー‐さいぼう〔‐サイバウ〕【CAR-T細胞】

デジタル大辞泉
キメラ抗原受容体(CAR)を作り出すように改変されたT細胞。患者の血液から採取したT細胞の遺伝子を組み換えて作る。キメラ抗原受容体発現T細胞。→遺…

神経細胞【しんけいさいぼう】

百科事典マイペディア
ニューロンとも。神経組織を構成する細胞。ふつう多数の突起をもった,概して大型の細胞で,狭義には突起を除いた細胞体だけを呼ぶ。中枢神経では灰…

細胞器官【さいぼうきかん】

百科事典マイペディア
原生動物などにみられる器官様の働きをする構造。細胞内の原形質の分化によって作られる。囲口部,細胞口,細胞咽頭(いんとう),食胞,有色体などは…

細胞壁【さいぼうへき】

百科事典マイペディア
植物,菌類,細菌細胞の外側をとりまく被膜。動物にはない。主成分は高等植物の場合,セルロース,ヘミセルロース,ペクチンなど。老化するとリグニ…

膠細胞

栄養・生化学辞典
 →グリア細胞

骨髄細胞

栄養・生化学辞典
 骨髄の穿刺液中に得られる細胞の総称.骨髄芽球などの白血球系の細胞,赤芽球系の細胞,骨髄巨核球,形質細胞などが含まれる.

外套細胞

栄養・生化学辞典
 →神経節膠細胞

胸腺細胞

栄養・生化学辞典
 胸腺リンパ球ともいう.骨髄幹細胞に由来する細胞で,T細胞(Tリンパ球)が主たるもの.この器官でT細胞が分化成熟する.

壁細胞

栄養・生化学辞典
 傍細胞,胃壁細胞ともいう.胃底部,胃体部にある胃底腺にある細胞で,塩酸や内因子を分泌する.

T細胞

栄養・生化学辞典
 Tリンパ球ともいう.胸腺由来の細胞で,Bリンパ球の抗体産生の調節,抗原となる細胞の溶解などの機能を有する.細胞表面に抗原レセプターを有する…

細胞系統

栄養・生化学辞典
 →細胞系

主細胞

栄養・生化学辞典
 胃底腺にあり,消化酵素ペプシンを分泌する細胞.

せき‐さいぼう〔‐サイバウ〕【石細胞】

デジタル大辞泉
植物の厚膜細胞の一。ほぼ正多角形で、細胞膜が肥厚・木化したもの。梅・桃の内果皮(俗にたねとよぶ部分)など。

しゅう‐さいぼう〔シウサイバウ〕【臭細胞】

デジタル大辞泉
⇒嗅細胞きゅうさいぼう

しきそ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【色素細胞】

デジタル大辞泉
色素を産生・保有し、体色を発現するもとになる細胞。

しげん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【始原細胞】

デジタル大辞泉
植物で、活発に分裂し、特定の分化を示さない細胞。根・茎の生長点や形成層などにみられる。

さいぼう‐へき〔サイバウ‐〕【細胞壁】

デジタル大辞泉
植物・菌類・細菌の細胞の最も外側の、主にセルロース・ペクチンからなる丈夫な膜。後形質からなり、成長する組織では長く伸びる。[類語]細胞・細胞…

どんしょく‐さいぼう〔‐サイバウ〕【貪食細胞】

デジタル大辞泉
⇒食細胞

キラー‐さいぼう〔‐サイバウ〕【キラー細胞】

デジタル大辞泉
抗体の存在下で標的とする細胞を攻撃する細胞。ウイルス感染細胞などを傷害するキラーT細胞や、腫瘍しゅよう細胞を破壊するナチュラルキラー細胞など…

ぶんぴつ‐さいぼう〔‐サイバウ〕【分泌細胞】

デジタル大辞泉
⇒腺細胞

せん‐さいぼう〔‐サイバウ〕【腺細胞】

デジタル大辞泉
分泌を主な機能とし、分泌腺を構成する細胞。分泌細胞。

さいぼう‐こっかく〔サイバウ‐〕【細胞骨格】

デジタル大辞泉
細胞の形を支えている細胞内の組織。柔軟なたんぱく質の線維で、細胞内の物質の輸送や細胞の運動などにも関与している。微小管・中間径フィラメント…

さいぼう‐シート〔サイバウ‐〕【細胞シート】

デジタル大辞泉
患者自身の組織から採取した細胞を培養し、シート状にしたもの。シートの細胞から分泌されたサイトカインが、毛細血管や骨の形成を促進し、弱った細…

マウスナー‐さいぼう〔‐サイバウ〕【マウスナー細胞】

デジタル大辞泉
硬骨魚類の一部がもつ神経細胞の一種。脳の中に左右1個ずつあり、その神経線維が脊髄の運動ニューロンまで延びる。魚の逃避行動に密接に関係している…

さいぼう‐だんご〔サイバウ‐〕【細胞団子】

デジタル大辞泉
⇒細胞凝集塊

ゆうごう‐さいぼう〔ユウガフサイバウ〕【融合細胞】

デジタル大辞泉
同種あるいは異種の2個以上の細胞が細胞融合によって1個の細胞になったもの。

石細胞 (せきさいぼう) stone cell

改訂新版 世界大百科事典
厚い細胞壁(二次壁)をもち,全体としてはおよそ球形に近い形をした硬い植物細胞で,厚壁異形細胞の一つ。一般に二次壁が厚く機械的に植物体を強固…

細胞診 (さいぼうしん) cytodiagnosis

改訂新版 世界大百科事典
目次  細胞診スクリーニングと細胞検査士生体の一部から剝離(はくり)または生検採取した細胞を光学顕微鏡的に検査して病的変化を判定する臨床検…

マスト細胞 ますとさいぼう mast cell

日本大百科全書(ニッポニカ)
結合組織の細胞で、強い好塩基性をもち本来の色素の色と違った染色を示す丸い粗大顆粒(かりゅう)を多量に含む。マストは肥え太ったという意味で、肥…

生殖細胞 せいしょくさいぼう

日本大百科全書(ニッポニカ)
生殖のためにとくに分化した細胞をいう。有性生殖においては性細胞ともよばれ、雌雄の配偶子をいい、雌雄の分化が明瞭(めいりょう)な場合には、それ…

粘着細胞 ねんちゃくさいぼう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典

細胞融合 さいぼうゆうごう cell fusion

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
複数の細胞が融合し,共有の膜で包まれる現象。人工的な細胞融合法としては,センダイウイルスなどのウイルスを用いる方法とポリエチレングリコール…

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