ぎん‐げん【銀元】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 中国清末以後用いられる一元の銀貨。銀円。銀洋。〔最新現代語辞典(1933)〕
ぎん‐ごしらえ(‥ごしらへ)【銀拵】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀で作ったり、飾ったりすること。また、そのもの。特に、刀剣の付属金具を純銀で作ったものをいう場合が多い。しろがねづくり。[初出の…
ぎん‐さ【銀砂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ぎんしゃ(銀砂)
ぎん‐ざいく【銀細工】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀を使って細工をすること。また、その物。また、その職人。
ぎん‐ざめ【銀鮫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 軟骨魚綱ギンザメ科の海産魚。全長は一メートルを超える。頭部が大きく、尾部は細長く末端は糸状にのびる。体色は銀白色で、体側に二条の…
ぎん‐しゃ【銀砂】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 銀の粉。銀粉(ぎんこ)。[初出の実例]「黒い七子の羽織り地が銀沙(ギンシャ)のやうにきらきら光って居る」(出典:少年(1911)〈谷崎潤一…
ぎん‐しん【銀針・銀鍼】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀で作った針。鍼術(しんじゅつ)などに用いる銀の針。また、針の美称。[初出の実例]「眼の光耀(かがや)いて左右の牙銀針(ギンシン)を立て…
ぎん‐しん【銀簪】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀で作ったかんざし。銀釵(ぎんさい)。ぎんさん。[初出の実例]「姉の頭にはデモクラシー共和制と云へる銀簪燦然たり」(出典:国民と思想…
ぎん‐だか【銀高】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 江戸時代、上方では銀貨本位であったところから ) =きんだか(金高)[初出の実例]「銀高わづか一貫目余り」(出典:浄瑠璃・生玉心中…
ぎん‐だら【銀鱈】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ギンダラ科の海産魚。タラと名はつくが、タラとは類縁関係は遠い。体長は一メートルを超える。体はやや側扁して長く、背びれは二基ある。…
ぎん‐ねむ【銀合歓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 マメ科の落葉低木または高木。熱帯アメリカ原産で、観賞用に各地に植栽され、日本では琉球列島や小笠原諸島などでしばしば野生化して繁茂…
ぎん‐ば【銀場】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 商店などで会計をあずかる所。帳場。また、そこにいる人。[初出の実例]「むし湯の銀場と見えて〈略〉しぼりのゆかた着たるが出きたる」(…
ぎん‐ば【銀歯】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀をかぶせた歯。また、銀製の入れ歯。[初出の実例]「下の前歯の一本が銀歯だった」(出典:手(1963)〈立原正秋〉)
ぎん‐まめ【銀豆】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 江戸幕府で鋳造した豆状の銀貨幣。豆板銀。[初出の実例]「六年後改二造大橢金、小橢金、方金、鋋銀、銀豆一」(出典:経済纂要(1736‐38…
ぎん‐やぐら【銀櫓】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 将棋の王将の囲い方の一つ。金将一枚、銀将二枚で王将を守る。組み上げるのに手数を要する。[初出の実例]「夫は『銀やぐら』を使って私を…
ぎん‐わん【銀椀】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 銀製、または銀色の椀。[初出の実例]「酒及二数杯一。別賜二御余枇杷子一銀鋺一」(出典:日本三代実録‐元慶七年(883)五月三日)[その他…
投銀 なげがね
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 江戸初期,朱印船貿易全盛期に日本の豪商が海外貿易船に貸し付けた資金「抛銀」とも書く。きわめて投機的で,船舶・船荷を担保に融資し,借入者は海…
酸化銀 サンカギン silver oxide
- 化学辞典 第2版
- 【Ⅰ】酸化銀(Ⅰ):Ag2O(231.74).硝酸銀などの可溶性な銀塩水溶液に,アルカリ金属またはアルカリ土類金属の水酸化物を加えると暗褐色の沈殿として得…
硫化銀 リュウカギン silver sulfide
- 化学辞典 第2版
- Ag2S(247.80).天然には,輝銀鉱または針銀鉱として産出する.銀の可溶性塩の水溶液に硫化水素を通すか,または窒素中,250 ℃ で銀と硫黄とを直接反…
雷銀 ライギン fulminating silver
- 化学辞典 第2版
- 窒化銀Ag3Nのこと.アジ化銀AgN3や,雷酸銀(silver fulminate)AgONCを雷銀とよぶのは誤りである.
【銀鴨】ぎんおう
- 普及版 字通
- 銀の香炉。字通「銀」の項目を見る。
【銀号】ぎんごう
- 普及版 字通
- 銀の両替店。字通「銀」の項目を見る。
【銀縄】ぎんじよう
- 普及版 字通
- 銀索。字通「銀」の項目を見る。
【銀鐙】ぎんとう
- 普及版 字通
- 銀のあぶみ。字通「銀」の項目を見る。
【銀両】ぎんりよう
- 普及版 字通
- 金銭。字通「銀」の項目を見る。
【銀漏】ぎんろう
- 普及版 字通
- 水時計。字通「銀」の項目を見る。
ぎんはくしょく【銀白色】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- silver(y) white
ぎんぼし【銀星】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- ❶〔相撲で〕a victory over an ozeki by a wrestler below the rank of komusubi❷〔銀色に輝く星〕a silver star
ぎんむく【銀無×垢】
- プログレッシブ和英中辞典(第4版)
- pure [solid] silver
【紋銀】もんぎん
- 普及版 字通
- 馬銀。字通「紋」の項目を見る。
【定銀】ていぎん
- 普及版 字通
- 手附金。字通「定」の項目を見る。
【帑銀】どぎん
- 普及版 字通
- 貯蔵の財。字通「帑」の項目を見る。
銀元(ぎんげん)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 中国の銀貨の一種。元宝(げんぽう)というのが中国に古くから流通している銀地金・秤量貨幣であるのに対し,これは円形の鋳造貨幣で,銀円ともいわれ…
ちん‐ぎん【沈銀】
- デジタル大辞泉
- 漆器の装飾技法の一。沈金と同じ技法で、金箔・金粉の代わりに銀箔・銀粉を用いるもの。沈銀塗り。沈銀彫り。
しろがね‐し【▽銀師】
- デジタル大辞泉
- 銀細工の職人。
投銀【なげがね】
- 百科事典マイペディア
- 抛銀とも書き,海上銀(かいじょうぎん)ともいった。江戸初期,朱印船貿易に携わるポルトガル人・中国人・日本人等に島井家・末次家などの豪商が貸し…
貿易銀【ぼうえきぎん】
- 百科事典マイペディア
- 円銀とも。明治政府が発行した1円銀貨。1871年,1875年発行の2種がある。メキシコ銀とアメリカ銀を日本の貿易市場から駆逐するために発行。初め全…
ちゅう‐ぎん【中銀】
- デジタル大辞泉
- 「中央銀行」の略。
ぎんしん【銀震】
- デジタル大辞泉
- 円盤状の構造をもつ銀河において、円盤内のガスが、地震のように垂直方向に運動する振動波。銀河の渦巻き状の構造形成などに関連があると考えられて…
ぎん‐かた【銀方】
- デジタル大辞泉
- 「金方きんかた」に同じ。江戸時代、銀本位の上方でいう。
ぎん‐さい【銀×釵】
- デジタル大辞泉
- 銀製のかんざし。ぎんさ。
ぎん‐だし【銀出し】
- デジタル大辞泉
- 「銀出し油」の略。「揚屋町の―にて、さっと水髪に結ひ」〈黄・艶気樺焼〉
ぎん‐だみ【銀▽彩】
- デジタル大辞泉
- 細工物などを銀箔ぎんぱくや銀泥でいろどること。また、そうしたもの。
ぎん‐づくり【銀作り】
- デジタル大辞泉
- 銀または銀色の金属で飾って作ること。また、そのもの。しろがね作り。
ぎん‐つば【銀×鍔/銀×鐔】
- デジタル大辞泉
- 1 銀製の刀の鍔。また、銀で飾った鍔。2 「銀鍔焼き」の略。
ぎん‐ぱら【銀腹】
- デジタル大辞泉
- カエデチョウ科の鳥。全長11センチくらい。くちばしが太く、頭から胸まで黒色、腹は白、背面は茶色。インドの原産。飼い鳥。
ぎん‐ぶか【銀×鱶】
- デジタル大辞泉
- ギンザメの別名。
ぎん‐みゃく【銀脈】
- デジタル大辞泉
- 銀の鉱脈。
ぎん‐め【銀目/銀▽眼】
- デジタル大辞泉
- 1 猫などで、目の色が銀色のもの。2 「銀目鯛」の略。
ぎん‐めん【銀面】
- デジタル大辞泉
- 馬具の一。唐鞍からくらを置くときに、馬の面を飾る銀めっきの用具。額に唐花、額の上には、菖蒲形しょうぶがたを着ける。