エローラ Ellora
- 旺文社世界史事典 三訂版
- インドのデカン高原西部,マハーラシュトラ州北西部にある石窟寺院群アジャンター石窟寺院の南西にあり,4世紀ごろからの仏教,7世紀以後のヒンド…
グプタ美術 グプタびじゅつ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 古代インドのグプタ朝時代の仏教美術石窟寺院とそれを飾る壁画,彫刻などが中心で,ガンダーラ美術的要素を消化して純インド的な美を創造し,セイロ…
ビハーラ
- 百科事典マイペディア
- インドの僧房。方形の中庭をとりまく僧房列からなり,僧房の前に回廊がある。石窟寺院では2〜3層のものもあり,エローラ石窟のものが名高い。→関連…
バーグ
- 百科事典マイペディア
- インド,マディヤ・プラデーシュ州インドール市の南東にある7世紀ころの石窟寺院。仏教の僧院窟で,大広間の奥に小ストゥーパをまつる。壁画はアジ…
アジャンターせっくつぐん【アジャンター石窟群】
- 世界遺産詳解
- 1983年に登録された世界遺産(文化遺産)で、インドのデカン高原西北部マハーラーシュトラ州のワゴーラ渓谷にある。ワゴーラ川岸の断崖に約600mにわ…
石窟寺院【せっくつじいん】
- 百科事典マイペディア
- 岩山を掘って寺院としたもので,インド,アフガニスタン,中央アジア,中国の仏教寺院に多い。前4―前3世紀のインドに始まり,初期のものは1室から…
エローラ
- 百科事典マイペディア
- インド,マディヤ・プラデーシュ州,アジャンターの近くにあるインド最大の石窟寺院。岩山の断崖に34の石窟が掘られ,12窟が7世紀ころまでにつくら…
グプタ美術(グプタびじゅつ)
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代インドの美術様式。グプタ朝や関連するヴァーカータカ朝などの統治下での繁栄を背景に,4~7世紀の北インドと中西部インドで発展した。洗練され…
石窟寺院 せっくつじいん
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 山崖や丘陵に掘り込んだ洞窟状の宗教施設の総称。通常はインド,中央アジア,中国などにある仏教関係のものと,主としてインドにあるヒンドゥー教,…
チャイティヤ caitya
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 漢訳経典では制底,支提,招提,制多などと記す。インドにおいて仏教の祠堂,すなわち内部にストゥーパ (仏塔) または仏像が安置された建物または石…
せっくつ‐じいん〔セキクツジヰン〕【石窟寺院】
- デジタル大辞泉
- 仏像を、岩壁の岩をくりぬいてその中に安置したり、壁面に刻み出したりして寺院としたところ。インドのアジャンタや中国の雲崗うんこう・敦煌とんこ…
石窟美術 せっくつびじゅつ art of cave temple
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 石窟寺院の美術。窟院美術,千仏洞美術ともいう。先史時代の洞窟美術は含まない。インドに起源し,中央アジア,中国など広い地域に分布する。仏教関…
バーグ Bāgh
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド中部,マディヤ・プラデーシュ州インドールの西約150kmにある仏教石窟寺院。もろい岩質のために保存状態はよくない。全部で9窟あり,すべてが5…
グプタ‐ちょう(‥テウ)【グプタ朝】
- 精選版 日本国語大辞典
- 古代インドの王朝。ふつうは四世紀の初めから五世紀末まで栄えた前期グプタ朝をさすが、ひろくは六世紀の初めから八世紀前半まで栄えた後期グプタ朝…
エローラ石窟 エローラせっくつ Ellora Caves
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド西部,マハーラーシュトラ州の代表的な石窟寺院。アジャンタ石窟とともに特に名高い。アウランガーバード市の北西数十 kmの地点にあり,西向き…
ビハーラ vihāra
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- 古代インドにおける仏教またはジャイナ教の僧や尼僧が,修行のために集団生活をした宿舎もしくは道場。僧堂,僧房,僧坊,精舎などと訳される。狭義…
カーンヘリー石窟 かーんへりーせっくつ Kanheri Caves
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インド、ムンバイ(ボンベイ)の北42キロメートルの国立公園にある仏教石窟寺院。市の周辺には古代石窟寺院の遺跡が多いが、これもその一つでカーネ…
アジャンター
- 山川 日本史小辞典 改訂新版
- インド西部デカン高原の北西端にある仏教遺跡。馬蹄形の断崖に29の石窟が掘削され,そのほとんどすべてに優れた壁画が描かれている。時期的には紀元…
グプタ美術 グプタびじゅつ Gupta art
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのグプタ朝 (320~600頃) の隆盛を背景に生れた古代インド最盛期の美術。クシャン朝時代には美術活動の中心がガンダーラとマトゥラ地方に限ら…
カーンヘリー‐せっくつ〔‐セキクツ〕【カーンヘリー石窟】
- デジタル大辞泉
- 《Kanheri Caves》インド西部、マハラシュトラ州にある仏教の石窟寺院群。州都ムンバイの北約40キロメートル、サンジャイガンジー国立公園内の岩山に…
バーグ石窟 バーグせっくつ Bāgh Caves
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド中部,インドール市西方のナルマダ川沿いにある石窟寺院。9窟から成り,うち5窟が仏教窟,3窟がヒンドゥー教窟,1窟がジャイナ教窟。造営期は…
仏教美術 ぶっきょうびじゅつ
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 仏教の展開に応じて発展した美術前3世紀マウリヤ朝のアショーカ王が立てた石柱は,インド最古の遺品である。彼はさらに多数の仏骨を安置する塔を建…
エローラせっくつぐん【エローラ石窟群】
- 世界遺産詳解
- 1983年登録のインドの世界遺産(文化遺産)で、アジャンターの南西約100kmのマハーラーシュトラ州にある。ここはインドで興隆し、栄えた3つの宗教の…
バーグ石窟 ばーぐせっくつ Bāgh
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- インド中部、マディヤ・プラデシュ州インドール市の西約150キロメートルにある仏教石窟寺院。ビンディヤ山系の南斜面に掘られた九つのビハーラ(僧院…
石窟寺院 せっくつじいん
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 岩山の断崖(だんがい)面を利用して掘削した洞窟形式の宗教建築。本来は修行者が隠遁(いんとん)する簡単な洞窟から発展したものである。主として、イ…
アジャンタ
- 精選版 日本国語大辞典
- ( Ajantā ) インド西部、ムンバイ(旧ボンベイ)東北方のマハラシュトラ州の地名。渓谷には、紀元前後からグプタ時代を経て七世紀頃までに開掘され、…
アジャンタ(Ajanta)
- デジタル大辞泉
- インド西部、マハラシュトラ州の村。アウランガーバードの北東約100キロメートル、ワゴラー川沿いに位置する。岩山の断崖に、前2世紀から後8世紀ごろ…
シーギリヤ
- 百科事典マイペディア
- 〈獅子山〉の意。スリランカ中部にある高さ180mの花コウ岩の大岩塊。西側中腹に六つの浅い石窟があり,そのうち四つに壁画がある。アジャンターの壁…
アジャンター Ajantā
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 中西部インドのマハーラシュトラ州にある村落。石窟寺院がある寺院は,前2〜後8世紀にわたって完成された29の石窟からなる。ここの壁画はグプタ美…
チャイティヤ
- 百科事典マイペディア
- 古代インドの仏教寺院建築の一様式。元来礼拝供養の対象一般を意味し,仏教ではストゥーパと同義にも用いたが,美術では,ストゥーパを本尊とし,細…
磨崖仏 まがいぶつ
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 石仏の一種で、自然の懸崖(けんがい)や大石を彫刻し、仏像などを陰刻や浮彫りで表したもの。摩崖仏とも書く。その多くは石窟(せっくつ)寺院の形式で…
アジャンタの壁画 アジャンタのへきが
- 旺文社日本史事典 三訂版
- インドのボンベイ(現ムンバイ)東北にある石窟寺院の壁画前2世紀から後8世紀にかけての製作で,グプタ美術の粋をなす。法隆寺金堂の壁画の源流と…
アジャンター Ajaṇṭā
- 改訂新版 世界大百科事典
- インド西部,アウランガーバードの北東約100kmにある仏教石窟で,1819年狩猟に来たイギリス軍人によって偶然に発見された。その豊富な壁画のゆえに,…
アジャンター Ajaṇṭā
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代インドの仏教遺跡。インド西部のマハーラーシュトラにあり,タプティー川の支流に臨む玄武岩丘陵の中腹を掘ってつくった30の石窟。北インドと南…
石窟寺院 せっくつじいん
- 旺文社世界史事典 三訂版
- 岩壁に洞窟を掘って造られた寺院前4世紀ごろからインドで造られ,仏教の伝播に伴って中央アジア・中国その他の諸国に影響し,東洋美術史上特筆すべ…
マハラシュトラ(Maharashtra)
- デジタル大辞泉
- 《大いなる国の意》インド西部にある州。州都ムンバイを中心に重工業やエネルギー産業が盛ん。デカン高原部にはアジャンタとエローラの石窟群があり…
石窟寺院 (せっくつじいん) cave temple
- 改訂新版 世界大百科事典
- 丘陵や山崖を掘開し,目的用途に従って内部空間を整備した宗教施設の総称。窟院と略称する。構造材を架構した実際の建築による寺院に対応する寺院の…
アジャンタ Ajanta
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド西部,マハーラーシュトラ州中北部の村。アウランガーバード北東約 80kmの丘陵中に位置。集落から数 km離れたところにある古代仏教美術の宝庫…
インド絵画 インドかいが Indian painting
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インド絵画史上特記すべきものとしては次の3点があげられよう。 (1) 岩陰および岩面の壁画 約1万年前頃から始まったと考えられる。中部インドが中心…
りゅうもんせっくつ【龍門石窟】
- 世界の観光地名がわかる事典
- 中国の河南(かなん)省洛陽(らくよう)(ルオヤン)の伊水河畔にある石窟寺院。敦煌(とんこう)の莫高窟(ばっこうくつ)、大同の雲崗(うんこう)石窟と並…
エローラ(Ellora)
- デジタル大辞泉
- インド西部、マハラシュトラ州の村。アウランガーバードの北西約20キロメートル、アジャンタの南西に位置する。7世紀から10世紀ごろの仏教・ヒンズー…
せっくつ‐じ(セキクツ‥)【石窟寺】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =せっくつじいん(石窟寺院)
アジャンター
- 百科事典マイペディア
- インド西部,マハーラーシュトラ州にある丘陵地。崖に掘られた仏教の石窟寺院で有名。総数30洞。前1世紀ころから7世紀ころまでに次々と掘られたも…
アジャンタ壁画 アジャンタへきが Ajanta
- ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
- インドのアジャンタ石窟にある壁画。 29ある石窟のうち絵画が最も豊富に残っているのは第1,2,16,17の4窟で,ここでは壁だけではなく,天井,柱に…
うんもんさん‐せっくつ(‥セキクツ)【雲門山石窟】
- 精選版 日本国語大辞典
- 中国山東省益都県の雲門山にある隋、唐代の石窟寺院。釈迦の坐像などが断崖に彫られている。
ヴァーカータカ朝(ヴァーカータカちょう) Vākāṭaka
- 山川 世界史小辞典 改訂新版
- 古代インドの王朝。3世紀後半,サータヴァーハナ朝の衰亡後,デカン西部に興った。その後,2国に分かれたが,グプタ朝の政治,文化の影響を受けて,6…
ウダヤギリ(Udaigiri)
- デジタル大辞泉
- インド中東部、オリッサ州の都市ブバネシュワルの郊外にあるジャイナ教の石窟寺院群。市街中心部の西約7キロメートルの丘に位置し、西方のカンダギリ…
涅槃仏 (ねはんぶつ)
- 改訂新版 世界大百科事典
- 釈迦が涅槃に入った(入滅)姿をあらわす臥像で,右脇を下にし,両足を上下に重ねて眠る姿であらわされる。彫像と画像(涅槃図)があり,彫像ではイ…
ダンブッラ‐の‐おうごんじいん〔‐ワウゴンジヰン〕【ダンブッラの黄金寺院】
- デジタル大辞泉
- 《Golden Temple of Dambulla》スリランカ中部の都市ダンブッラにある石窟寺院。旧市街の岩山に位置する。同国最大、かつ最も保存状態がよい石窟寺院…
うんこうせっくつ【雲崗石窟】
- 世界遺産詳解
- 2001年に登録された世界遺産(文化遺産)。中国山西省大同市西方16kmの武周山の麓を流れる武周川の断崖に、東西1kmにわたって造られた252窟からなる…