ちがく‐て【違くて】
- デジタル大辞泉
- [連語]他と異なっていて。そうではなくて。違って。「いつもと違くて驚いた」[補説]文法的には破格。例えば、形容詞「白い」の連用形は「白く(て…
ちがく‐ない【違くない】
- デジタル大辞泉
- [連語]違わない。「全然違くない」「それとこれとは違くない?」[補説]文法的には破格。→違くて[補説]
ちがかっ‐た【違かった】
- デジタル大辞泉
- [連語]他と異なった。違った。「思っていた色と違かった」[補説]文法的には破格。→違くて[補説]
い【違】[漢字項目]
- デジタル大辞泉
- [常用漢字] [音]イ(ヰ)(呉)(漢) [訓]ちがう ちがえる たがう1 食いちがう。「違和/差違・相違」2 その通りに従わない。そむく。…
【懼】くてき
- 普及版 字通
- おそれる。字通「懼」の項目を見る。
たがい(たがひ)【違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 動詞「たがう(違)」の連用形の名詞化 )① たがうこと。ちがい。相違。差異。[初出の実例]「かの本意の聖心はさすがにたがひやしにけむ…
たがえ(たがへ)【違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 動詞「たがえる(違)」の連用形の名詞化 ) たがえること。ちがい。[初出の実例]「ぬひたかへの人のげになほさめ」(出典:能因本枕(…
い‐さく(ヰ‥)【違作】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 農作物のみのりが当初の予想より悪いこと。不作。凶作。[初出の実例]「去巳年陸奥出羽稀之違作に而、江戸廻米無之」(出典:徳川禁令考‐前…
うって‐ちがい(‥ちがひ)【打違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① たがいちがいにすること。交互。[初出の実例]「ト是れにて手先の一、箒尻を二本出し、よき所へ打(ウ)って違(チガ)ひに置き」(出典:歌舞…
【違錯】いさく
- 普及版 字通
- たがう。字通「違」の項目を見る。
く【く・ク】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 五十音図の第二行第三段(カ行ウ段)に置かれ、五十音順で第八位のかな。いろは順では第二十八位で、「お」のあと、「や」の前に位置する…
く[五十音]
- デジタル大辞泉
- 1 五十音図カ行の第3音。軟口蓋の無声破裂子音[k]と母音[u]とからなる音節。[ku]2 平仮名「く」は「久」の草体から。片仮名「ク」は「久」の…
く
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 接尾語 〙 活用語に付いて名詞化する。四段活用の動詞に付いて「言はく」「思はく」など、その他の動詞に付いて「恋ふらく」「見らく」など、助動…
く
- 日本大百科全書(ニッポニカ)
- 五十音図第2行第3段の仮名。平仮名の「く」は「久」の草体から、片仮名の「ク」は「久」の初めの2画からできたものである。万葉仮名では「久」「玖」…
く[接尾]
- デジタル大辞泉
- [接尾]《上代語》活用する語に付いて名詞化する。四段・ラ行変格活用の動詞や助動詞「けり」「り」「む」「ず」などはその未然形に付き、形容詞に…
い‐さく〔ヰ‐〕【違作】
- デジタル大辞泉
- 農作物のできが予想より悪いこと。不作。凶作。
て‐ちがい(‥ちがひ)【手違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 物事が予想していたとおりに運ばないこと。手順や段取りをとり違えること。ゆきちがい。てちがえ。[初出の実例]「信虎公次郎殿を総領に可…
【違程】いてい
- 普及版 字通
- 違制。字通「違」の項目を見る。
い‐じゅん〔ヰ‐〕【違順】
- デジタル大辞泉
- 仏語。逆境と順境。苦を感じる境界と楽を感じる境界。愛・憎など、順と逆との関係をいう。「常とこしなへに―につかはるる事は、ひとへに苦楽のためな…
い‐らん(ヰ‥)【違乱・違濫】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 決まりなどにそむいて秩序を乱すこと。また、秩序が乱れること。[初出の実例]「凡毎年録二諸司官人及把笏番上八位已下名簿一移二弾正台…
だん‐ちがい(‥ちがひ)【段違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 二つのものの程度の差が、くらべものにならないほど大きいこと。また、そのさま。だんち。[初出の実例]「とかく己と段ちがひの…
ちが・ゆ【違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 他動詞 ヤ行下二段活用 〙 ( ハ行下二段活用の「ちがふ」から転じて、室町時代ごろから用いられた語。多くの場合、終止形は「ちがゆる」の形をと…
で‐ちがい(‥ちがひ)【出違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 入れ違いに外へ出ること。また、相手の訪問を予期してわざと留守にすること。[初出の実例]「婆やと出違(デチガ)ひに家の中へ忍び込んで」…
ば‐ちがい(‥ちがひ)【場違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )① その場にふさわしくないこと。また、そのさま。[初出の実例]「場違ひながらも、黄八丈の羽織を着て」(出典:其面影(1906)〈…
しゅうし‐ちがい(‥ちがひ)【宗旨違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 信仰する宗門が互いにちがうこと。[初出の実例]「熊野路を京に和らぐぬり枕〈斑象〉 宗旨違ひも脱ば中よし〈蓼太〉」(出典:俳諧・続五…
くみ‐ちがえ(‥ちがへ)【組違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 組み方をまちがえること。くみちがい。「活字の組み違え」② 交差して組むこと。また、そのもの。[初出の実例]「両手を組違へに二の腕を…
すみ‐ちがい(‥ちがひ)【隅違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 方形の地域の隅から隅へわたした線。対角線。はす。すじかい。すみちがえ。[初出の実例]「西の中ほとから、西北へむけてよつほと、天下の…
け‐ちがい(‥ちがひ)【蹴違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 行き違いになること。また、失敗すること。
さか‐きちがい(‥キちがひ)【酒気違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =さけきちがい(酒気違)
おお‐ちがい(おほちがひ)【大違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 ) たいへん違うこと。大きな差があるさま。〔文明本節用集(室町中)〕[初出の実例]「君の贋開化の鍍金物(めっきもの)とは、霄壌…
い‐ご(ヰ‥)【違期】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 期限にまにあわないこと。期限に遅れること。[初出の実例]「調庸違レ期、依レ律科処、不二必解一レ任」(出典:類聚三代格‐七・大同四年(…
いた‐ちがい(‥ちがひ)【板違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 板張りで、隣に合う板の木目が交互に直角になるように張ったもの。または交互に板の種類をかえて市松模様に張ったもの。格天井(ごうてん…
【背違】はいい
- 普及版 字通
- そむく。字通「背」の項目を見る。
方違 かたたがえ
- 旺文社日本史事典 三訂版
- 忌むべき方位を避けて災いをのがれようとすること目的地の方角が悪いとき,前日に別の場所に泊り,当日はそこから出かける。陰陽道の方術の一種で,…
みたて‐ちがい(‥ちがひ)【見立違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 見立てが違うこと。診断や判断をあやまること。[初出の実例]「見立違(ミタテチガ)ひで〈略〉、詫言一つ言った事のない医者に」(出典:茶…
み‐ちがい(‥ちがひ)【見違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =みちがえ(見違)[初出の実例]「人の風がわるふなるとは大きな見違(ミチカイ)」(出典:談義本・当風辻談義(1753)四)
ひと‐たがい(‥たがひ)【人違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 =ひとちがい(人違)[初出の実例]「人違(ヒトタガヒ)歟所違歟、あやしき賤が庵也」(出典:源平盛衰記(14C前)二五)
ほうがく‐ちがい(ハウガクちがひ)【方角違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① 方角が違っていること。また、目的や目標とは違った方向。[初出の実例]「剣閣山は、〈略〉長安の南にあたって有と云ふは、途方もない、…
【猗違】いい(ゐ)
- 普及版 字通
- ぐずぐずする。〔漢書、孔光伝〕上は重ねて大臣の正議にひ、は傅太后にられ、猗する(こと)、~後數、に光を策す。字通「猗」の項目を見る。
【違逆】いぎやく
- 普及版 字通
- そむく。字通「違」の項目を見る。
【違牾】いご
- 普及版 字通
- 違忤。字通「違」の項目を見る。
【違心】いしん
- 普及版 字通
- 二心。字通「違」の項目を見る。
【違非】いひ
- 普及版 字通
- 違戻。字通「違」の項目を見る。
【違戻】い(ゐ)れい
- 普及版 字通
- 誤る。〔後漢書、升伝〕升、太の五經にし、孔子の言を(あやま)り、び左氏春秋のすべからざること三十一事を上(たてまつ)る。字通「違」の項目を見る。
【慢違】まんい
- 普及版 字通
- あなどり背く。字通「慢」の項目を見る。
い‐めい〔ヰ‐〕【違命】
- デジタル大辞泉
- 命令に背くこと。
わ‐ちがい(‥ちがひ)【輪違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① ( 形動 ) 円形の輪をずらせて組み違いとした形。また、そのさま。わちがえ。[初出の実例]「蜘手・輪違(ワチガヒ)に、七八度が程ぞ当りけ…
よみ‐ちがえ(‥ちがへ)【読違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙① =よみちがい(読違)[初出の実例]「若しあまりに早く読まんと思ふ時は、よみおとし、或は、よみちがへなど多きものなり」(出典:尋常小…
かいい【詿違】
- 改訂新版 世界大百科事典
かた‐たがい(‥たがひ)【片違】
- 精選版 日本国語大辞典
- 〘 名詞 〙 ( 形動 )① 物の順序、形状、高低などが、そろっていないこと。ふぞろいであること。参差(しんし)。[初出の実例]「前後(さきのち)次(つい…