システム監査(読み)システムカンサ(英語表記)system auditing

デジタル大辞泉 「システム監査」の意味・読み・例文・類語

システム‐かんさ【システム監査】

system information auditから》コンピューターシステム信頼性安定性効率性・有用性について、独立した監査人が調査・評価し、関係者助言勧告する制度

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「システム監査」の意味・わかりやすい解説

システム監査
システムかんさ
system auditing

独立した第三者コンピュータ中核とした情報システムを調査対象として行なう監査。情報化の進展に伴い,経済・社会の多くの分野がコンピュータ・システムに大きく依存しているため,システムの信頼性と安全性および効率的利用の観点から総合的な点検と評価を行ない,改善の助言や勧告をすることが不可欠となる。通産省はシステム監査の普及推進を計るため 1985年に「システム監査基準」を策定・公表するとともに,システム監査の知識と技能を有する者を認定する国家試験として,86年からシステム監査技術者試験を実施している。

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「システム監査」の解説

システム監査

企業のコンピューターシステムの有効性や効率、信頼性、安全性などを第三者が総合的に点検、評価することで、関係者に対して助言や勧告すること。システム監査の目的やあり方は、経済産業省が「システム監査基準」として策定している。システム監査の資格として、国家資格の「システム監査技術者試験」や、国際的な認定資格の公認情報システム監査人(CISA)などがある。

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