噎せる(読み)ムセル

デジタル大辞泉 「噎せる」の意味・読み・例文・類語

む・せる【×噎せる/咽せる】

[動サ下一][文]む・す[サ下二]
飲食物や煙が気管にはいるなどして、息苦しくなったりせきこんだりする。むせぶ。「香水のかおりに―・せる」「急に水を飲んで―・せる」
悲しみなどのために胸がふさがる。
言問はむよしのなければ心のみ―・せつつあるに」〈・五四六〉
[類語](1あえはあはあぜいぜいぜえぜえあえぎ喘ぎむせ返るむせぶき切る息が切れる息を切らす息を弾ませる肩で息をするき込む息衝く息がはずむ息切れ息も絶え絶え気息奄奄えんえん胸苦しい重苦しい重重しい息詰まる寝苦しい息苦しい苦しい片息/(2胸を痛める胸が痛む胸が張り裂ける胸が塞がる胸がつかえる胸が裂ける胸が潰れるひし胸がつまる悶悶もんもん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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