デジタル大辞泉
「喘ぐ」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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あえ・ぐあへぐ【喘】
- 〘 自動詞 ガ五(四) 〙 ( 古くは「あえく」 )
- ① 息が切れる。せわしく呼吸する。苦しそうに息をつく。あえずく。
- [初出の実例]「いさなとり 海路に出でて 阿倍寸(アヘキ)つつ わが漕ぎ行けば」(出典:万葉集(8C後)三・三六六)
- ② ( 比喩的に ) 生活や経営などがうまくはかどらないで苦しむ。困難を抱えて苦悩する。
- [初出の実例]「みな僕等と同じやうな人生の重荷にあえいで、もだえて来たんだ」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉KとT)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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