息を切らす(読み)イキヲキラス

デジタル大辞泉 「息を切らす」の意味・読み・例文・類語

いきら・す

運動などをして、せわしく呼吸をする。「―・して駆け戻る」
[類語]あえはあはあぜいぜいぜえぜえあえぎ喘ぎむせるむせ返るむせぶき切る息が切れる息を弾ませる肩で息をするき込む息衝く息がはずむ息切れ息も絶え絶え気息奄奄えんえん胸苦しい重苦しい重重しい息詰まる寝苦しい息苦しい悶悶もんもん苦しい片息

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精選版 日本国語大辞典 「息を切らす」の意味・読み・例文・類語

いき【息】 を=切(き)らす[=切(き)らせる]

  1. 激しく動いたりして、せわしい呼吸をする。あえぐ。
    1. [初出の実例]「つつじ・根ざさにとりつき、息をきらし、汗をひたして、漸(やうやう)雲門に入るを」(出典:俳諧・笈の小文(1690‐91頃))

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