デジタル大辞泉 「息が切れる」の意味・読み・例文・類語 息いきが切き・れる 1 息切れがする。あえぐ。「石段の途中で―・れた」2 物事を続けることが苦しくなり、中途でやめる。「資金がなくて事業の半ばで―・れる」3 息が止まる。死ぬ。〈日葡〉[類語]喘あえぐ・はあはあ・ぜいぜい・ぜえぜえ・喘あえぎ喘ぎ・むせる・むせ返る・むせぶ・息急せき切る・息を切らす・息を弾ませる・肩で息をする・咳せき込む・息衝く・息がはずむ・息切れ・息も絶え絶え・胸苦しい・重苦しい・重重しい・息詰まる・寝苦しい・息苦しい・悶悶もんもん・苦しい・片息・気息奄奄えんえん 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「息が切れる」の意味・読み・例文・類語 いき【息】 が 切(き)れる ① 激しく動いたりして息切れがする。息が続かなくなる。あえぐ。[初出の実例]「ついの陣を一陣にあはせて、馬のいききるる程ぞおうたりけり」(出典:曾我物語(南北朝頃)五)② 息が絶える。死ぬ。〔日葡辞書(1603‐04)〕③ 物事が長く続けられないで、途中で弱る。[初出の実例]「傾城買いも、質種(しちぐさ)の息(イキ)の切れぬうちやめた方がましであろ」(出典:浄瑠璃・志賀の敵討(1776)七) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例