顎を出す(読み)アゴヲダス

デジタル大辞泉 「顎を出す」の意味・読み・例文・類語

あご・す

ひどく疲れて、足が動かず、あごだけが前に出る。疲れ切ってどうにもならない状態をたとえていう。
[類語]ばてるくたばるへたばるへばるへこたれる伸びる精も根も尽き果てるグロッキーくたっとぐたっとくたくたぐたぐたぐだぐだぐったりうんうんふうふうへとへと奄奄えんえんよれよれげんなり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顎を出す」の意味・読み・例文・類語

あご【顎】 を 出(だ)

(長い間歩いて疲れると、腰がひけて顎が出る格好になるところから) 弱り果てる。疲れ切る。転じて、自分の手に負えないで困る。
※雑俳・柳多留‐初(1765)「猿廻し内へ戻てあごを出し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android