デジタル大辞泉 「くたばる」の意味・読み・例文・類語 くたば・る [動ラ五(四)]1 非常に疲れる。衰弱する。へたばる。「働きすぎて―・る」2 「死ぬ」をののしっていう語。「あいつもついに―・ったか」[類語](1)ばてる・へたばる・へばる・へこたれる・伸びる・顎を出す・精も根も尽き果てる・グロッキー・くたっと・ぐたっと・くたくた・ぐたぐた・ぐだぐだ・ぐったり・うんうん・ふうふう・へとへと・奄奄えんえん・よれよれ・げんなり/(2)逝く・亡くなる・没する・果てる・みまかる・瞑する・死ぬ・死する・眠る・斃たおれる・事切れる・先立つ・旅立つ・死去する・死亡する・死没する・物故する・絶命する・絶息する・永眠する・瞑目めいもくする・逝去せいきょする・長逝ちょうせいする・永逝えいせいする・他界する・昇天する・往生おうじょうする・落命する・急逝きゅうせいする・急死する・頓死とんしする・横死する・憤死する・夭折ようせつする・夭逝ようせいする・息を引き取る・冷たくなる・敢あえなくなる・世を去る・帰らぬ人となる・不帰の客となる・死出の旅に出る・亡き数に入る・鬼籍に入る・幽明境さかいを異ことにする・黄泉こうせんの客となる・命を落とす・人死に・物化・罷まかる・絶え入る・消え入る・はかなくなる・絶え果てる・空しくなる・仏になる・朽ち果てる・失命・夭死・臨終・ぽっくり・ころり・突然死・即死 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「くたばる」の意味・読み・例文・類語 くたば・る 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙① やせおとろえる。衰弱する。また、ひどくつかれる。〔観智院本名義抄(1241)〕[初出の実例]「長げえことくたばるめに合はされるんだ」(出典:蟹工船(1929)〈小林多喜二〉一)② 死ぬことをののしっていう語。[初出の実例]「此身はししてもくたばりても」(出典:評判記・吉原すずめ(1667)上)「月々三両せえ出せば、死(クタバ)るまでも置いて遣(や)べえどら」(出典:赤痢(1909)〈石川啄木〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by