デジタル大辞泉
「よれよれ」の意味・読み・例文・類語
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よれ‐よれ
- [ 1 ] 〘 形容動詞ナリ活用 〙
- ① 着物や紙などが、古くなって張りがなくなり、しわになっているさま。
- [初出の実例]「よれよれのメリンスの友禅の帯」(出典:魔風恋風(1903)〈小杉天外〉前)
- ② 元気がなく弱っているさま。
- [初出の実例]「でも、ずいぶんヨレヨレだったわね、あの子」(出典:水中花(1979)〈五木寛之〉四)
- [ 2 ] 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
- ① [ 一 ]①に同じ。
- [初出の実例]「よれよれしたみすぼらしい服」(出典:死霊‐二章(1946‐48)〈埴谷雄高〉)
- ② [ 一 ]②に同じ。
- [初出の実例]「その中を、海底の藻草のやうによれよれと声もなくうろついてゐる幾千の漁色亡者」(出典:天国の記録(1930)〈下村千秋〉一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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