《新声》(読み)しんせい

世界大百科事典(旧版)内の《新声》の言及

【新潮】より

…1904年(明治37)5月創刊。1896年《新声》を発刊して明治30年代の文学に重要な役割を果たしながら,新声社の経営に失敗して挫折した佐藤義亮(ぎりよう)が,義弟中根駒十郎らの力をかりて新潮社をおこし,日露戦争下に新たに創刊したもの。初めは投書雑誌的傾向をもっていたが,佐藤紅緑や高須梅渓,田口掬汀(きくてい)ら《新声》以来の執筆者をはじめ,小栗風葉,真山青果,徳田秋声,上田敏,生田長江らが活躍した。…

※「《新声》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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