アウランガーバード(読み)あうらんがーばーど

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「アウランガーバード」の意味・わかりやすい解説

アウランガーバード
Aurangābād

インド西部,マハーラーシュトラ州中部の都市。アウランガーバード県の行政庁所在地。ムンバイ (ボンベイ) 東北東約 280km,アジャンタ山脈の南に続く丘陵中の標高約 560mに位置。ゴダバリ川支流のカウム川に面する。 1610年に建設された当時はカドキと呼ばれていたが,ほどなく,のちにムガル帝国の第6代皇帝となったアウラングゼーブがデカン太守として着任し,改名。その後ハイデラバード王国の支配下に入り,独立後ボンベイ州に編入され,1960年からマハーラーシュトラ州に属している。絹織物を特産し,綿織物毛織物,搾油などのほか,周辺の農・畜産物の加工が盛ん。県内にはアジャンタ,エローラなどの仏教遺跡がある。人口 57万 2634 (1991) 。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「アウランガーバード」の意味・わかりやすい解説

アウランガーバード
あうらんがーばーど

オーランガーバード

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