病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版 の解説
アデノシン三リン酸ニナトリウム水和物製剤(ATP製剤)
アデホス(興和創薬、興和)
ATP(第一三共、日医工、ニプロ)
トリノシン(アステラス製薬、トーアエイヨー)
体内のエネルギーを蓄積したり、活性化して、脳・筋肉・心臓・胃腸・目などの器官の血行障害を
頭部外傷後遺症、心不全、消化管機能低下のみられる慢性胃炎、調節性の眼精疲労、顆粒剤はそのほかにメニエール病及び内耳障害によるめまいなどの治療に使います。
①吐き気、食欲不振、胃腸障害、かゆみ、頭痛、ねむけ、脱力感などがおこることがあります。
②アデホスでは、便秘、口内炎、耳鳴り、全身の拍動感、気分の落ち着きのなさなどが現れることがあります。
このような症状が現れたときは、医師に相談してください。
①錠剤、
服用するときは、コップ1杯以上の水で飲んでください。
②腸溶性製剤の場合は、
③問診の際には、あらかじめ持病・アレルギーなどの有無や、現在使用中の薬の有無を医師に報告するとともに、使用前に薬の効果と副作用について医師・薬剤師からよく説明を聞いておき、注意事項をきちんと守ってください。
④妊婦あるいは妊娠している可能性のある人は、あらかじめ、その旨を医師に報告してください。胎児にどのような影響が出るかは、まだよくわかっていません。
⑤小児に使用する場合は、医師の指示をより厳重に守ってください。
⑥以前に、この薬を使用して過敏症状をおこした人や、脳出血の発作直後の人は使えないことがあります。
⑦この薬を使用中に、ほかの薬を使用する必要ができたときには、必ず医師に報告してください。ジピリダモール製剤との併用は注意が必要です。
⑧この薬は、日光が当たらず、湿気の少ないところで保管してください。
出典 病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版病院でもらった薬がわかる 薬の手引き 電子改訂版について 情報